[2022年5月開講]文芸書翻訳コース五十嵐真希クラス

2022年5月開講のチェッコリ翻訳スクールは、全講座をオンラインで開催いたします。

■文芸書翻訳コース五十嵐真希クラス(エッセイ)

韓国語と日本語は文法的に似ていることから一読して内容を把握しやすいものです。しかし、「翻訳」は韓国語和訳ではありません。原文をどう解釈して、それを日本語でどう表現するかが重要です。韓国を代表する作家パク・ワンソのエッセイ集『豆腐』を課題本にして、内容の正しい把握とふさわしい表現を学びます。暮らしの小さな話題を社会問題へと鮮やかに切り返していくパク・ワンソさんの名文をいっしょに味わいましょう。

 

※講座の進め方は動画でご覧いただけます

◎受講対象者
ひととおりの中級文法を終え、辞書を引きながら本が読める方/定員6名

 

◎課題作
『두부』박완서著
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※書籍をお持ちでない方はチェッコリで受講生20%割り引きで購入可能です。開講決定後、メールで購入についてもご案内いたします。(開講決定前の割引購入はできませんのでご了承ください)

 

◎カリキュラム(予定)
担当者2名が翻訳し、授業の前々日までに訳文を提出してもらいます。授業ではその訳文について、全員でディスカッションを行います。同じ原文でも人によって様々な訳文が生まれます。間違いやすい点に気づいたり、新たな日本語表現を覚えたりするでしょう。ディスカッションを通じて、より良い訳文作りを目指していきます。
毎回冒頭15分ほど「翻訳の基礎知識」についてお話しする予定です。
(今期は「가족」と「두부」を課題とします。)

 

◎オンライン受講について
・オンライン会議システムzoomを使用します。
・セキュリティ対策を講じ、開講いたします。
・PCでの受講をお勧めします。
・開講決定後、zoomに関する詳しい接続方法などはご案内し、希望者には講義開始前にzoomでの受講練習の機会を設けます。
・欠席の方も含め、全員に開講日翌日に録画URLをお送りします。欠席された際の補講として、また復習にご活用ください。

 

◎講師
五十嵐真希
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早稲田大学卒業。訳書にイ・ジャンウク『私たち皆のチョン・グィボ』(クオン)、金平岡『豊渓里 北朝鮮核実験場 死の情景』(徳間書店)など、共訳に『僕は李箱から文学を学んだ』、『韓国、朝鮮の美を読む』、『韓国、朝鮮の知を読む』、 『朝鮮の女性(1392-1945)—身体、言語、心性』(以上、クオン)などがある。翻訳実務検定「TQE」に2006年に合格。

 

◎スケジュール
2022年5月13日開講第2、第4金曜日/11:00~12:30/各回90分
5月13日、5月27日、6月10日、6月24日、7月8日、7月22日
※講師の都合等により変更になる場合には、補講を行います

 

◎受講料
8,000円×6回=48,000円(税別)
※入会金なし

⇒ 受講のお申込みはコチラから

【特記事項】
・3人以上で開講します
・開講が決まり次第、追って事務局よりお振込等のご案内メールをお送りします
※必ず「チェッコリ翻訳スクール受講規約」を読んでからお申し込みください