[2022年5月開講]翻訳に役立つ韓国事情を学ぶコース

2022年5月期はチェッコリ翻訳スクールの全講座をオンラインで開講します。

■翻訳に役立つ韓国事情を学ぶコース


韓国文学を読んでいると、韓国社会の抱える様々な社会問題がテーマとして扱われていることがよくあります。これらは韓国の読者なら当然知っていることなので、作品中では改めて詳しく説明されることはありませんが、ストーリーの展開や登場人物の行動を理解する上で極めて重要なポイントであることも少なくありません。この講座では、韓国文学によく登場する韓国事情を全5回に分けて取り上げ、チョン・セランの傑作群像劇『フィフティー・ピープル』の中で実際にどのように扱われているのかを一緒に探っていきます。小説の他に、それぞれの社会問題に関連するニュースや、映画、ドラマなどの作品も紹介し多角的に理解を深めることを目指します。

◎カリキュラム
第1回 ジェンダー、フェミニズム、女性の生き方
第2回 職業、学歴、そして…韓国社会の格差問題
第3回 韓国人にとってマイホームとは?不動産問題。
第4回 変わりゆく者、変われない者。世代間ギャップの問題
第5回 いじめ、国際化、外見主義…その他の社会問題

◎受講対象者
韓国語能力試験(TOPIK)5級以上に相当する方/15名(最少催行人数8名)

◎オンライン受講について
・オンライン会議システムzoomを使用します。
・セキュリティ対策を講じ、開講いたします。
・操作性の点からPCでの受講をお勧めします。ただし、スマホ、タブレットでの受講は可能ですが、一部利用方法で制限がかかる場合がある点は、あらかじめご了承ください。
・開講決定後、zoomに関する詳しい接続方法などはご案内し、希望者には講義開始前にzoomでの受講練習の機会を設けます。
・欠席の方も含め、全員に開講日翌日に録画URLをお送りします。欠席された際の補講として、また復習にご活用ください。

◎スケジュール
2022年5月28日開講 全5回/ 隔週土曜日開催/19:00~20:30(各回90分)
5月28日、6月11日、6月25日、7月9日、7月23日
(講師の都合による休講の場合、8月に補講を行います)

◎テキスト
チョン・セランの『피프티 피플』(韓国語版)
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◎講師
稲川右樹(いながわ ゆうき)

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帝塚山学院大学准教授(韓国語専攻コース)
ソウル大学校韓国語教育学科博士課程単位取得満期退学。2001年〜2018年在韓。韓国ではソウル大学校言語教育院や弘益大学校などで日本語教育に従事。2014年から全国各地の韓国語学習者向けに「ゆうきの韓国語発音セミナー」開催。NHK文化センターや韓国観光公社などでも精力的に活動中。K-BOOK振興会アドバイザー。
韓国語関連の著書に『ネイティブっぽい韓国語の表現200』、『ネイティブっぽい韓国語の発音』(HANA)、『日本一楽しい韓国語学習50のコツ』(KADOKAWA)、『高校生からの韓国語入門』(ちくまプリマー新書)など。『外国語学習談』日本語版(クオン)刊行予定。
Twitterアカウント:@yuki7979seoul

◎受講料
5,000円×全5回=25,000円(税別) ※入会金なし

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【特記事項】
・8人以上で開講します
・開講が決まり次第、追って事務局よりお振込等のご案内メールをお送りします
※必ず「チェッコリ翻訳スクール受講規約」を読んでからお申し込みください