1/29(金)19:00~『朝鮮引揚げと日本人』訳者・舘野 晳先生を迎えて

昨年12月に発行された『朝鮮引揚げと日本人―加害と被害の記憶を超えて』を訳された舘野 晳先生をお迎えして、この本を手がけられた思いなどを先生ご自身の引揚げ経験とともにお話していただきます。

<イベント内容>

昨年は敗戦/光復70年に当たり、私にとっても引揚げ70年の節目の年だった。わが家族が中国河北省北戴河で敗戦を知り、三ヶ月あまりの集団抑留生活を体験した後に、天津港からアメリカの上陸用舟艇に乗り、佐世保港にたどり着いたのは、1945年12月初旬だった。

たまたま昨年、私が翻訳した『朝鮮引揚げと日本人』(李淵植著、明石書店)は、敗戦後の朝鮮半島からの日本人の引揚げにまつわる各種エビソードを1冊に取りまとめたものだ。朝鮮と中国、体験の地は異なるが、身一つで帰国した日本人の引揚げの様相を、私自身の体験と重ね合わせながら語ってみたい。

 

<プロフィール>

舘野 晳:中国大連生まれ。法政大学経済学部卒業、東京都庁勤務(定年退職)、現在は韓国関係の出版物の企画・編集・執筆・翻訳に従事中。出版文化国際交流会理事、日本出版学会・K‐文学を読む会会員

<イベント概要>

■日時:1月29日(金)19:00~20:00
■参加費:1500円(ワンドリンク付き)
■定員:20名

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