CHEKCCORI通信 Vol.152【5月3日~5日は「ゴールデンウイーク大放出!」】

※このメールは、チェッコリからお送りしています。

2021.4.21

CHEKCCORI通信 Vol.152 http://www.chekccori.tokyo/


ごあいさつ
営業再開から1か月。 雨続きの中、たくさんのお客さまにご来店いただいています。そんなお客さまとの何気ない会話から、 「メルマガ、いつも楽しみにしてますよ!」という声を耳にしました。 とてもうれしくて、今号はいつにもまして気合いが入っています。 今号から「ミニコラム」は、ささき、しみず、ジヨン、さわだの4人が、 それぞれのテーマをもって書いていきます。 トップを切るのは、「ささきのイベントこぼれ話」。 次回以降もどうぞお楽しみに!
(しみず)
お知らせ

「ゴールデンウイーク大放出」開催

5月3日(火)~5日(木)の3日間にわたり、お得な本や雑貨を集めた「ゴールデンウイーク大放出!」を実施します。 本は最大50%OFFになります。 ゴールデンウイークはどうぞチェッコリへお出かけください。
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店長のおすすめ

★しみず店長★おすすめのコミック

『오늘의 개, 새(今日の犬、鳥)』

お互いのことが大好きな犬と鳥。 なのに、なぜか会えばいつもけんかになってしまいます。 鳥はツンデレで素直になれず、物を書くことに夢中になっている犬は本当の自分の気持ちになかなか気づけません。 ちょっと間の抜けた会話がとてもユーモラスで、ページをめくるたびに思わず笑いがもれます。 著者が直接、万年筆で書いたセリフはとても素朴で味わいがあって、二人の会話にゆるいリズム感をもたらしてくれます。 いろいろ違っていても大切に思える相手がいることの尊さを教えてくれて大好きな誰かに会いたくてたまらなくなる、そんなコミックです。
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★ジヨン店長★おすすめのエッセイ

『사람사전-세상 모든 단어에는 사람이 산다 (人辞典ー世の中のすべての単語には人が住んでいる)』

世の中のすべての単語には「人」の数だけの話が込められている。 コピーライターの著者ジョン·チョルは、日常的に使われている1234個の単語に人への暖かい視線で新しい意味を与え本書に盛り込んだ。 そして、1234個の単語を読んでいるうちに著者の語る「自分らしくて人らしく」生きることの大切さを感じさせてくれる。 巻末の索引ページで一日の自分の気持ちや経験に対する定義を探して読むのもこの本を楽しむ一つのコツ。
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★スタッフさわだ★おすすめのエッセイ

『가벼운 책임(軽い責任)』

責任感、重く響くその言葉が自分には欠けていると悩んだ著者は、自分以外の命を支えてみようと保護犬を迎えます。 新たな家族との暮らしを築く経験は、弱さや逃げてばかりだった過去、時に完璧を求めすぎて苦しくなってしまう自分と向き合う時間に。 子どもを持つのか、描く将来が異なる恋人と結婚するのかといった過去の葛藤や、いい加減だった金銭感覚も直視し、違和感を一つずつ点検していきます。 目の前の小さな選択や感情に責任を持ち、全うしていくことは、ほかでもない「私」に責任を持った生き方に繋がっていきます。 責任感がないと自分を責めてしまう人、何もできていないと自信を持てずにいる人に勧めたいエッセイです。
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★宣伝広報担当ささき★おすすめの日本語で読めるイラストエッセイ

『本当に大切な君だから』

「人にとって一番悲しい瞬間というのは、本当に大切なものを失った瞬間だと思うんです。(中略)ほんとうの自分を知る人はこの世のどこにもいないという孤独感と、自分ですらほんとうの自分を大切にできていないという自責の念に苦しむ……。だから『ほんとうに大切なこと』というのが本書のテーマになりました」と著者は語る。「自分のほんとうの心を取り戻すこと」をそっと後押ししてくれる一冊は、ぜひ枕元に置いて心静かに味わうことをおすすめ。
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ミニコラム

<ささきのイベントこぼれ話 #1ニューヨークともつながる>

開店以来、年間約80~100本のイベントを開催してきたチェッコリ。 現在すでにトータルで600回を超え、このコロナ禍にあってもオンラインイベントに切り替えてすでに120回にも及ぶ。 コロナ禍でさまざまなことが抑制される中、誰もが思う恩恵の一つに「オンライン」でさまざまなことを楽しめるようになったことがある。 在宅勤務が容易になり、オンラインで会議や打ち合わせ、取材も可能になるとは。そして、チェッコリでもオンラインイベントが開催できるようになった。 お店に集い開催していた時とはもちろん異なる空気だった。 それでも一番の利点は、何より遠くに住むチェッコリを気にかけ、愛してくれている皆さんと画面越しにでも会えるようになり、 韓国に住む著者や翻訳者の方たちにも登壇していただきやすくなったことだろう。 ついには先日、ニューヨークに駐在する現役外交官である奥奈津子さんにも登壇いただいた。 チェッコリの常連さんでもあった奥さんに、ニューヨークのコリアンタウンの様子や現地で見つけた本の情報を届けてもらったのだ。 時差を考え、初めて日曜日の午前中に開催するのも、ある意味ワクワクだった。 こんなことができるようになったんだ! 妙に感動を覚えた。 3年前には思いもしなかったことが、こうして一つ扉が開いてしまうと、どんどん可能性が広がっていくように思えた。 コロナ禍。誰もが頑張ってきたし、耐えてもきた。 そしてその中の唯一とも思える「功」が、この「オンライン」での広がりだと思う。 せっかくだから、これを思い切り自分たちのために使い倒してやろうじゃないか。 そうしたら、少しはこれまでに失われてしまった時も無駄ではなかったと思えるはずだから。 そうそう、奥奈津子さんが「ドラマ放映でも話題の『パチンコ』を超える一冊になるのでは?」と絶賛していた在米韓国人でミュージシャンでもある作家ミシェル・ザウナーさんの『H마트에서 울다』は、 ただいまチェッコリで絶賛販売中。
(宣伝広報担当 ささき)
『H마트에서 울다』をCHEKCCORI BOOK HOUSE で購入する
イベント情報

4月21日(木)19:00~21:00 オンライン【チェッコリ大学】言語学者・野間秀樹先生から見た「K-POPと韓国ドラマの韓国語の世界」/第3回「TAVnet(タブネット)と言語」

TAVnetとは、光の世界に文字で書かれたことば(Text)、音で実現することば(Audio)、そしてそれらがことばではない映像(Visual)と渾然一体となりながら、net上を駆け巡るさまを言います。 そうしたTAVnetの時代の言語とは。韓国語とは。 日本語とは何なのか。 第1回と第2回の内容をさらに展開して、まとめていただきます。 お申込みはこちらから

4月23日(土)14:00~15:00 【オンライン】 日韓、韓日、それぞれのはじめての翻訳出版で気づいたこと。学んだこと。

歴代チェッコリ店長には翻訳者が何人かいますが、ヨジョさんの『とにかく、トッポッキ』の日本語訳を手がけた澤田今日子さんと、皆川明さんの『生きる はたらく つくる』を韓国語版に訳したキム・ジヨンさんもこの1年の間に翻訳者としてデビューしました。実際に初めての翻訳出版を経験しながら気づいたこと、学んだことなど、「はじめて」だからこそ感じた迷いや悩みなどを一緒に話してもらいます。 お申込みはこちらから

4月26日(火)19:00~20:30 【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第5回課題作『白い船』

4回シリーズのこちら。第3回のテーマはコンクール第5回の課題作の一つ『白い船』です。 ゲストは同書で最優秀賞を受賞した東峰直子さんと審査員の清水知佐子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。 お申込みはこちらから

5月10日(火)19:00~20:30 【オンライン】『K-POPbibimbap 好きな人をもっと深く知るための韓国文化』刊行記念「ちょっと内緒のK-POPディープな話」

韓国には何でも混ぜて食べる「ビビンバ文化」というものがありますが、そんな「ビビンバ」のような一冊『K-POPbibimbap 好きな人をもっと深く知るための韓国文化』が誕生しました。音楽はもちろん、ドラマ、歴史や文化など、K-POPまわりの知識をごちゃ混ぜにしてまとめたカルチャー本です。今回はその刊行を記念し、執筆陣を代表して4名の方にお越しいただきます。 司会進行は執筆陣の一人でもあり、編集を担当された髙橋尚子さんです。 お申込みはこちらから

5月14日(土)19:00~20:30 【オンライン】 『韓国語リスニングトレーニング』出版記念! 「最も効果を発揮するリスニング勉強法の紹介」

Twitterでいつも韓国語のワンフレーズを紹介・解説されている韓国語講師、池成林先生の初めての著書が刊行されます。 それを記念し、編集担当の浅見綾子さんと一緒に韓国語のリスニング勉強法についてお話しいただきます。 韓国語のリスニング力をアップさせたい方、韓国語学習のモチベーションを上げたい方、ぜひお申込みください。 お申込みはこちらから

5月18日(水)20:00~21:00 【オンライン】ささきの部屋Vol19ー編集・ライティングユニット「omo!」のお二人に聞く、編集・ライターへの道

今回のゲストは、編集・ライティングユニット「omo!」の土田理奈さんと後藤涼子さんのお二人。「ステイホームな状況でも韓国を感じられる一冊を」をテーマにした『妄想Trip! #おうち韓国』(朝日新聞出版)など、 韓国の旅行情報、K-POP、語学などを中心とした書籍やコンテンツの制作に携わっています。「韓国が好き」「韓国語を学んだ」からどうやって編集・ライティングの道に進んだのか、お二人の活動を通して伺います。 お申込みはこちらから

5月24日(火)19:00~20:30 【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第5回課題作『モーメント・アーケード』

4回シリーズの最終回。今回のテーマは『モーメント・アーケード』(コンクール第5回の課題作)です。 ゲストは同書で最優秀賞を受賞した廣岡孝弥さんと審査員の古川綾子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。 お申込みはこちらから

発行:CHEKCCORI(チェッコリ) http://www.chekccori.tokyo/ https://www.facebook.com/chekccori 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-7-3三光堂ビル3F TEL:03-5244-5425 FAX:03-5244-5428 mail:info@chekccori.tokyo