8月のCHEKCCORI読書会レポート

3月より毎月開催しているチェッコリ読書会、8月は『韓国』をキーワードにとっておきの1冊を持ってきていただくという内容で、14名の方にご参加いただきました。

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お持ちいただいた本は、小説だけでなく写真集・絵本・エッセイ・ノンフィクション・ペーパーバックなど多岐に渡ったので、いくつかご紹介します。

○보고싶은 친구에게/윤세정. 양수련
ソウルへ脱北した少女と平壌に残った少女との決して送られることができない手紙という形式の絵本です。「統一したらまた会おう」というフレーズがあらためて南北の隔たりを考えさせられました。

○コリアン世界の旅/野村進
参加者の方が「自分の人生を変えた1冊」とお薦めしてくれました。そんな本に出会えて素敵だなと印象に残りました。

○ワンダーボーイ/キムヨンス
飛行機でたった2時間の距離なのに、その当時の韓国ではこんなことが起きていたのか、と改めて衝撃を受けたということで紹介してくれました。

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初めて目にする本や気になる本を参加者同士がメモし合うという普段の読書会では見られない光景もあり、
いつもの読書会とはまた違った楽しさを感じられた時間になりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

次回は9月20日(火)19時から、課題本は千雲寧さんの『生姜(センガン)』です。

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「拷問技術者の父とその娘の11年間に渡る物語」とだけ聞くと手に取ることを躊躇されるかもしれませんが、
父娘の関係性や善悪について、考えさせられる1冊でした。
良書ですので是非みなさんと感想を分かち合いたいと思います。

ご参加お待ちしています。

↓↓↓ 9月の読書会の申し込み・詳細は下記からどうぞ ↓↓↓
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=167