チェッコリには多くの方が訪ねてきます。例えば、韓国語学習歴の長い方から
韓国語を習い始めた方、韓国の文学が好き、ポジャギや陶磁器の世界が好きなので
関連本をもっと見せてほしい、韓国旅行を計画しているのでおすすめの場所は?
好きなアーティストがすすめた本があるので購入したい、韓国語の本を読んで
みたいけれど何を読めばいいのかよく分からない方もご来店されます。
最近は大学や団体からのご注文の依頼も多くなりました。
お店を開いて半年でこのように多くの方から応援していただき本当にうれしく
思っております。
チェッコリは今年も韓国の本のことについて可能な限り、提案もしますし
またみなさんのご要望やご意見に答えていきたいと思います。
(店主・金承福)
◆◇ 今月の特集 ◇◆
今月の特集は、元気になる本、ファイティン特集です。
人生の指針となる古今東西の名言や、落ち込んだとき、なんだかやる気がでないとき、
ちょっとだけ頑張ろうかなと思えるほっこりできる本などを揃えてみました。
韓国では『미움받는 용기』などの自己啓発本が人気ですが、いわゆる世界の名言も韓国で
チョイスされているものと日本のとでは少々ちがうのが面白いです。
また、日本の本とは異なる人生への視線が、意外に目からウロコとなるかもしれませんね。
(土曜担当ぱく)
◆◇ イベント告知 ◇◆
◎1月13日(水)19:00~「やきものと茶の湯と朝鮮半島」
『陶磁器の道 文禄慶長の役と朝鮮陶工』(新幹社刊)の著者、李義則(イ・ウィチク)
さんによる日本のやきものの歴史を朝鮮半島との関連を通してひも解いていただき、
日本に渡った朝鮮陶工の当時と今を考えます。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/T3Al7c
◎1月16日(土)13:00~イ・ジヨン先生の「日韓の言葉の差を知って楽しく会話しよう」
韓国語テキスト「できる韓国語」シリーズでおなじみのイ・ジヨン(李志暎)先生に
お越しいただき、今回は学習者がおちいりやすい、日韓の言葉の間にあるちょっとした
「差」をやさしく解説をしていただきます。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/aG5iei
◎1月19日(火)19:00~韓国人特派員「自転車で日本を巡った」のはなぜ?
東亜日報の東京支社特派員の張源宰(チャン・ウォンジェ)さんが自転車で稚内から
鹿児島まで走破し、著書『ジャパンバイシクルダイアリー』を出版。旅しながら見つけた
日韓和解の可能性を韓国人に伝えたかったという思いを聞いてみませんか。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/p41sYw
◎1月22日(金)19:00~『李光洙―近代文学の祖と「親日」の烙印』を語る
クオン刊行『楽器たちの図書館』の翻訳でもご存じの方も多い波田野節子先生の新刊本
『李光洙―近代文学の祖と「親日」の烙印』についてお話を伺います。6年をかけて
完成させたというこの本を手がけた波田野節子先生の思いをじっくり伺います。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/tIl3sL
◎1月23日(土)18:00~韓国の詩人ト・ジョンファンさん特別朗読会
『꽃은 젖어도 향기는 젖지 않는다』 『세 시에서 다섯 시 사이』
などの代表作で知られる、韓国を代表する
詩人ト・ジョンファンさんの特別朗読会を開催します。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/28ocYr
◎1月26日(火)19:00~絵本を通して韓国の「今」にふれよう
元小学校教諭で、現在、月刊誌『歴史地理教育』に「絵本で知ろう、おとなりの国」を
連載されている木村誠さんと一緒に絵本を読みながら、読みながら、韓国の人々の
くらしや文化、想いに触れてみましょう。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/JMdVL8
◎1月27日(水)19:00~第4回李泰文先生のイヤギポジャギ
李泰文先生のイヤギポジャギの第4回を開催します!
韓国の昔の話を通した韓国社会と文化を理解しながら、李泰文先生の見事な朗読で
その世界を存分に味わうことができますよ。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/bMS4A9
◎1月29日(金)19:00~『朝鮮引揚げと日本人』訳者・舘野 晳先生を迎えて
昨年12月に発行された『朝鮮引揚げと日本人―加害と被害の記憶を超えて』を訳された
舘野 晳先生をお迎えして、この本を手がけられた思いなどを先生ご自身の引揚げ経験
とともにお話していただきます。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/zFDE9W
◎1月30日(土)18:00~韓紙(ハンジ)で作る「古風ブックエンド」ワークショップ
⇒ すでに満席となりました。ご了承ください。
◎2月6日(土)13:00~ポジャギやメドゥプをもっと知ろう-閨房工芸の世界
「閨房」は「きゅばん」と読み、韓国の女性たちが針と糸でつくった布や紐の小物全般を
指す言葉で、その研究者であり、ご自身でも作品を作っていらっしゃる鈴木千香枝さんが
長年かけて集めたコレクションや絵本『アンニョン! ハナ、トゥル、セ』もご紹介。
申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/u7x8Iw
◆◇ クオンのおすすめ ◇◆
クオン新しい韓国の文学シリーズ第14弾! 『ワンダーボーイ』を3月末に発行予定。
前作『世界の果て、彼女』の翻訳出版から一年、キム・ヨンスの邦訳最新作!
装丁はいつもと同じく寄藤文平×鈴木千佳子のコンビ。
今度はどんな色のカバーで出来上がってくるのか、私たちも楽しみにしています。
なお、この小説の韓国原書『ワンダーボーイ』はブックカフェ・チェッコリで
販売中(2000円+税)です。
__おしまいに__________________________
新しい年のスタートにスタッフで準備した「新春福袋」は完売となりました。
今年はより皆さんに積極的に私たちのおすすめする本を紹介していきたいと
思いますから、どうぞお楽しみに。 (ささき)
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