チェッコリ&クオン主催の「文学で旅する韓国~統営編」から無事に戻りました。
『完全版 土地』の第1、2巻を著者の朴景利さんのお墓に供えてお参りし、
出版記念会には朴景利さんの長女で土地文化財団の理事長でもある
キム・ヨンジュさんにもご参列いただき、「とても丁寧に本を作ってくれて
ありがとう」とのお言葉にとても感動しました。
いつもより早く冬が訪れました。
温かなコーヒーやお茶と一緒にチェッコリで本に触れてみませんか?
(宣伝広報担当 ささき)
CHEKCCORI BOOK HOUSE
http://shop.chekccori.tokyo/
◆◇ 店長のおすすめ ◇◆
■なおこ店長おすすめの絵本
『토끼의 소원』(うさぎの願い)
『무얼 타고 어디 가요』(なにに乗ってどこに行きますか)
物語を楽しみながら韓国の民画を鑑賞できる「民画絵本シリーズ」のお得な2冊セット。
美術館に行かなくても気軽に民画が楽しめて、プレゼントにもぴったり。バラ売りもあります。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/520
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/518
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/519
■ふる店長おすすめの人文書
『예술과 경제를 움직이는 다섯 가지 힘』(芸術と経済を動かす5つの力)
美術・建築・文学・金融・経営から新たなインサイト(購買意欲の核心やツボ)を提言する経済書。
有名な芸術作品を例にわかりやすく説明しているので(例:エッシャーの魚、鳥になって空を飛ぶ)、
経済書なんだけど経済は二の次で楽しめます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/538
■ぱく店長おすすめの漫画
『안녕? 자두야!! 1』(アンニョン、すもも1)
韓国語版ちびまる子ちゃん?! アニメ化もされ、今も続く人気マンガ。背景が少々ノスタルジックなので、
大人が読むとほっこりできるかもしれません。当然、お子さまにもオススメです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/542
■しみず店長おすすめの小説
『L의 운동화』(Lの運動靴)
1987年6月、民主化を求めるデモの最中に催涙弾によって倒れた学生運動家L。
実話をもとに彼の遺品である運動靴の修復作業を通して描いた小説は、
歴史的事件にあらためて目を向けるよう、静かに、さりげなく促してくれます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/539
■きむ店主おすすめの小説
『토지』(土地)
韓国現代文学を代表する全20巻の大河小説で、韓国では3回もドラマ化されたほど
ドラマチックな物語です。登場人物のキャラクターがみな生き生きしていて、
本を閉じても頭のなかはずっと小説の中のままです。
日本語版1巻⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/470
日本語版2巻⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/471
韓国語版1巻⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/540
韓国語版2巻⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/541
◆◇ クリスマスに贈りたい! 「心温まる一冊特集」 ◇◆
あと1か月でクリスマス。寒さがだんだん身にしみる季節ですね。
そんな時期に読みたくなる「心温まる一冊」を集めてみました。
大好きな家族やお友だちに本の贈り物はいかがでしょうか。
もちろん、自分へのプレゼントとしてもおすすめ。
韓国語がわからない人も楽しめるすてきな写真集もありますよ。
http://www.chekccori.tokyo/special/1612
■「愛って何だろう」「人の心はなぜ変わってしまうのか」
――愛と健康を一度に失った著者が普通の人間の心の風景を綴ったエッセイです。
贈る相手の名前を書く欄もあります。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/530
■「未来を決めるのは過去の経験ではない。
その経験をあなたがどう解釈するかによって未来は決まる」
―そんな言葉の数々を書き写すうちに、心がふっと軽くなる書写本です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/531
■『母をお願い』のシン・ギョンスクが軽快かつユーモアたっぷりに描いた
26編の短編小説集。思わず鼻の奥がじんと熱くなるストーリーの数々に共感すること間違いなしです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/139
■『감옥으로부터의 사색』(獄中からの思索)で知られる故申栄福・
聖公会大学客員教授の書画エッセイ。
「逆境に耐えて生き抜くには、絶えず挑戦するしかない」と主張し続けた
申教授の言葉の数々が胸にしみ入ります。すてきな箱入りです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/532
■写真家イム・ジェチョンが2014年4月から2015年3月までの120日間、
済州島で撮影した120点を収録。今の済州島の風景とそこに暮らす人々の
息遣いが生き生きと感じられます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/533
■クリスマスの絵本といえば知らない人はいないのでは。
おなじみ「さむがりやのサンタ」の韓国語版。日本語版、英語版と比べてみるのも楽しそうです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/534
■年末年始は韓国語上級者を目指して勉強するというあなたに。韓国人が日常生活で
よく使う言葉でありながら、語源や本来の意味を知らないことの多い・1008の言葉が
文例とともに紹介されています。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/535
◆◇ 話題の本 ◇◆
■いま、チェッコリブックハウスで売れているのはこちら。
『菜食主義者』でマン・ブッカー国際賞に輝いた、ハン・ガン渾身の物語。
光州事件から約三十五年。丹念な取材のもと、死者と生き残った者の声にならない声を
丁寧に掬いとった衝撃作です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/465
昨年に続き、大人気の初心者向けカレンダー。月曜から金曜までひとつずつ単語を覚え、
土曜、日曜にはそれらを使った応用文の作り方が学べます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/475
◆◇ ミニコラム ◇◆
<統営のすてきな本屋さん>
今回の統営ツアーで、以前から行ってみたかった書店
「남해의 봄날」にお邪魔しました。
チェッコリよりも狭い小さな空間ですが、
本のセレクトに店主、チョン・ウニョンさんのセンスが感じられる
とてもすてきなお店でした。
書店と同じ名前の出版社の社長でもあるチョンさんですが、
実はご主人と一緒にゲストハウスも経営されていて、
統営の特産品であるヌビ(韓国のキルティング)の布団や螺鈿の鏡、囲碁盤など、
部屋のしつらえもすてきな物ばかりでした。
そうした統営の魅力がたっぷり詰まった「남해의 봄날」の最新刊
「통영을 만나는 가장 멋진 방법-예술 기행」
(統営に出会う一番すてきな方法―芸術紀行) もおすすめ。
早速チェッコリでも販売中です。
(土曜店長 しみず)
__おしまいに__________________________
今年から参加している読書会があるのですが、今月と来月の課題本は
『亡き王女のためのパヴァーヌ』。韓国語の原書を読んで涙が止まらなかった
5年前を思い出しながら再読していますが、今回も涙腺が決壊してしまいそうで、
電車やカフェでは読むことができずにいます。ありきたりな表現ですが、
誰かを想う心って美しい。
これからの季節によく合う日本語版の装丁を眺めていると、そんな気持ちにさせられます。
日本語版⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/76
韓国語版⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/212
(火曜店長 ふる)
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