CHEKCCORI通信 Vol.32 【5月8日はオボイナル(父母の日)!親子本特集】

  
 
ゴールデンウイークが目前に迫ってきましたね。
 9連休!といううらやましい方もいらっしゃるのでしょうか。
 連休中のまだ予定が決まっていないという方は、
 ぜひこちらをチェックしてください!

5月2日(火)から6日(土)まで、『韓国映画100年史』
 (明石書店)に登場する1930年~80年代の映画を上映する
 GW特別企画「CHEKCCORIシネマウィーク」を開催します。
 貴重な機会ですので、どうぞお見逃しなく!
また、シネマウィーク期間中は、
 一般営業時間が13時30分から19時までとなりますので、
 どうぞお間違えのないようお出かけください
 (金、土店長 しみず)
 
CHEKCCORI BOOK HOUSE
 http://shop.chekccori.tokyo/
  
 

◆◇ 店長のおすすめ ◇◆

 
■きむ店主おすすめの小説
 『나의 라임 오렌지 나무』(ぼくのオレンジの木)
ブラジルの作家ヴァスコンセーロスの『나의 라임 오렌지 나무』
 (邦題『ぼくのオレンジの木』、ポプラ社2015年刊)は、
 私が初めて読んだ海外文学作品です。泣きながら読んだ記憶があります。
 (当時叔父が亡くなり家族みんなが出かけるのに、
 私一人「この本を読み終わるまで行かない」と言い張って、
 一人で留守番をしました。)
 主人公は5歳の少年ゼゼー。貧しいうえに、いたずらをしては親きょうだいから
 こっぴどく叱られる毎日。そんなゼゼーに、裏庭のオレンジの若木が話しかけてきて…。
 児童文学で大変読みやすいですが、いままた読んで涙しました。
 ですから、金曜日の夕方から読んでほしい本です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/701
■ぱく店長おすすめのエッセイ
 『넌 지금 그걸 말이라고 하세요?』(それで話してるつもりですか?)
うまく話せる人と、話すのがうまい人の違いは?
 小手先とは違う、会話のノウハウが披露されています。
 実践的な会話法は韓国語学習者にもきっと役立つはず。
 単なる読み物としても面白いのは、32年ものアナウンサー歴が
 なせる技でしょうか。
 タイトルにひかれた一冊でしたが、これは当たり。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/664
■しみず店長おすすめの語学書
 『동사의 맛』(動詞の味わい)
ベテラン校正者による「動詞の使い分け方」指南本。
 人の心をぐっと引きつける韓国語の文章を書いてみたいという人におすすめです。
 二つの動詞の使い分けを、何と男女間のエピソードに絡めて読ませてくれるので、
 ふむふむと納得しながら楽しく覚えられます。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/626
■ふる店長おすすめの小説
 『2017 제8회 젊은작가상 수상작품집』
 (第8回若い作家賞 受賞作品集)
若い作家賞とは、韓国の出版社「文学トンネ」が
 登壇10年以内の若手作家が書いた短編小説の中から
 優秀な7作を選定して贈る賞です。
 新しい世代の軽やかな純文学に触れてみませんか?
 短編集なので、息切れすることなく読めるのもおすすめです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/700
  
 

◆◇ 5月8日はオボイナル(父母の日)!親子本特集 ◇◆

 
日本は5月の第2日曜が母の日、6月の第3日曜が父の日と別々に制定されていますが、
 韓国は5月8日が「オボイナル」(父母の日)です。
 そこで今月は、親子を扱った本をご紹介したいと思います。
 http://www.chekccori.tokyo/special/1705
■実の父を探しに韓国から長崎へやってきたユナと、レストラン「ネクストドア」の
 人々の交流を描いた物語。日本語版はクオンから発売中。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/195
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/54
■母が妊娠を告げた日に姿を消した父、公園に自分を捨てた父。
 父親、出生、成長をテーマにした9つの短編が収録されています。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/697
■韓国の著名人22人が、若き日の母、老いた母、今は亡き母について語るエッセイ集です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/433
■出版評論家のハン・ギホ氏が、初期の認知症と診断された母と暮らした6年間をまとめたエッセイ集。
 男性のひとり介護というテーマにも注目の一冊です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/696
■働く親と幼稚園に通う子どもの一日が描かれた絵本。
 親子が同じ時刻にそれぞれ何をしているか見比べることができるよう、
 絵本の左が親のページ、右が子どものページという構成になっています。
 ママとわたし、パパとぼくのバージョンがあります。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/694
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/693
■「将来の夢は父ちゃんになること」という、父ちゃん大好きなぼくの目線で
 親子の日常がユーモラスに描かれた絵本です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/692
  
 

◆◇ ミニコラム ◇◆

 
<チェッコリ地方を巡る?>
開店以来、全国各地からチェッコリにお越しくださるお客さま。
 中でもたくさんいらっしゃる!と実感しているのが、北海道からのお客さまです。
 「遠方からわざわざ」という感謝の気持ちがより一層大きくなるからでしょうか。
そんな北海道・札幌で5月22日(月)、明治学院大学特命教授で、
 『韓国 朝鮮の知を読む』(クオン刊)編著者の野間秀樹先生の講演会
 「ハングルの知的世界」(駐札幌大韓民国総領事館主催)が開かれます。
 チェッコリのイベントにも何度もお招きし、そのたびに満席になってしまった野間先生の講演。
 札幌近郊のみなさん、ぜひお出かけになることをおすすめします。
 http://goo.gl/2ldfQb
そして、チェッコリは7月で2周年を迎えますが、
 今年は「地方巡業」を密かにもくろんでいます。
 私たちスタッフが地方に出向いて、
 東京まではなかなか出かけられないというお客さまと
 おしゃべりや情報交換を楽しむという企画。
 先日のお花見の地方版ともいえるでしょうか。
まだまだ企画段階ではありますが、
 どうぞお楽しみに!
 (金、土店長 しみず)
  
 
__おしまいに__________________________
特集記事を書きながら、そういえば父の日って
 何をプレゼントしたかな…と思い出していました。
 みなさんは、父の日ってどんなことをされてますか?
 (火曜店長 ふる)
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