紹介文を書くために、ある韓国文学作品を読み返しています。
出版翻訳の仕事をしていると、本の紹介文を書いたり、
原書を熟読して概要や日本市場での可能性をまとめたレジュメを作成する
「リーディング」という仕事を依頼されることが多いのですが、
いつも実感するのは読み解く力の重要性。
言葉ができることと、その言葉で書かれた文章をきちんと理解することは別なのだと、
つくづく思います。
チェッコリ翻訳スクールで新しく開講する「読解コース」。
翻訳者を目指す方、すでに翻訳の仕事をしている方、
受講されてみてはいかがでしょうか。
お申し込みは下記の◆◇お知らせ◇◆からお願いします。
(実はわたしが受講したい 火曜 ふる)
◆◇ イベント告知 ◇◆
◆2月9日 (金), 19:00 – 21:00
緊急企画! 平昌オリンピック開幕記念「江原道の食を知り、開会式を一緒に楽しもう!」
平昌オリンピックの開幕に合わせ、開会式当日の2月9日(金)に
東京・チェッコリから大会の成功を祈って熱い声援を送るイベントを開催します。
軽食・飲み物、そしてお土産付きです!
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=391
◆2月10日 (土), 12:00 – 13:30
長寿を願うカレトックと珈琲のスイーツペアリングを楽しむ②
年が明けたら最初に食べる韓国料理といえばトックスープ(餅スープ)。
手作りカレトックを焼いて五味子(オミジャ)蜜・黒蜜・柚子蜜にからめて、
カレトックに合う珈琲とスイーツペアリングを楽しみます。
⇒ 満席になりました
◆2月16日 (金), 19:30 – 21:00
尹東柱に心寄せて~詩と音楽の夕べ~
2月16日は朝鮮の詩人 尹東柱が1945年、福岡刑務所で亡くなった日です。
そこで今回は、韓国から作曲家アン・ソンヒョク氏を招き、
彼が尹東柱の詩に触発され書いた作品と、詩と音楽をテーマに朗読を交えつつ、
尹東柱とその詩の魂に向けて演奏します。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=388
◆2月20日 (火), 19:00 – 20:00
金承福と一緒に韓国文学を楽しもう!
第5回「平昌オリンピック開催を記念、江原道にちなんだ作家、作品を紹介」
江原道出身の小説家といえばイ・ヒョソク(李孝石)です。
代表作『메밀꽃 필 무렵(そばの花咲く頃)』は
教科書にも載っていて入試にも必ず出てくる作品でもあります。
江原道出身の作家たちの紹介から『메밀꽃 필 무렵(そばの花咲く頃)』の深読みまで
一緒に楽しみましょう。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=392
◆2月23日 (金), 19:00 – 20:00
著者が語る『일본어 번역 스킬(日本語翻訳スキル)』の活用と翻訳の楽しさ
チェッコリの販売実績ベストセラー堂々の第1位、『일본어 번역 스킬(日本語翻訳スキル)』の
著者、姜芳華さんがその活用法と翻訳の楽しさ、素晴らしさについてお話しくださいます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=393
◆2月27日 (火), 19:00 – 20:00
CHEKCCORI読書会-2018年2月のテーマは持ち寄り企画「在日文学」
2月は「在日文学」を取り上げます。ルーツに基づく素晴らしい作品が多くあります。
みなさんがお持ちの「在日文学」の本を手に、みんなでおすすめを語り合います。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=389
◆3月2日 (金), 19:00 – 20:00
おもしろいんだから! 韓国語「言いさし」表現の世界
後になにも続かず「~たら」で文が終わりますね。このような現象が「言いさし」です。
実は韓国語にもこのような表現がたくさんあるのです。言語学の知識は一切不要です。
ドラマのセリフなどを使って、楽しく韓国語の「言いさし」表現の世界をのぞいてみましょう。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=390
◆◇ お知らせ ◇◆
●2018年4月から「チェッコリ翻訳スクール」に新規講座登場
http://www.chekccori.tokyo/news/school
「文芸翻訳コース」「読解コース(木曜クラス)」 「読解コース(土曜クラス)」の
3講座が新たに登場します。「文芸翻訳コース」はすでに満席となり開講決定!
読解コースはどちらもまだ受講生募集中です。
⇒ 読解コース(木曜クラス) http://www.chekccori.tokyo/news/school_dokkaimo
⇒ 読解コース(土曜クラス) http://www.chekccori.tokyo/news/school_dokkaido
●システムメンテナンスのお知らせ
「CHEKCCORI BOOK HOUSE」では2月7日(水)22:00~24:00の時間帯
Paypalをご利用いただくことができません。どうごご了承ください。
http://shop.chekccori.tokyo/
●2017年日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール
大変多数の応募をいただき、ありがとうございました。
212名、計424本の作品が集まり、現在第一次審査を行っています。
http://www.cuon.jp/info/423
◆◇ クオンのおすすめ ◇◆
『北野武映画の暴力』2月末刊行!
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1998年に日本の大衆文化が韓国で解禁され、真っ先に一般公開されたのが
『HANA-BI』でした。
『北野武映画の暴力』の著者べ・テスさんはこう振り返ります。
「ハリウッド映画でよく見られるスムースな編集も、
大規模な銃撃シーンもなかった。(中略)それでも
映画は衝撃的だった。他の映画で一度も感じたことのない
生々しい暴力性と圧倒的な表現力を感じたのだ。
その秘密を探ろうと数日間映画館に通っては、何度も
繰り返して見た。しかし、秘訣を明かすことはおろか、
映画が与える圧倒的な力に私はもっと刺激を受けていた。
それから二週間後、助監督生活に区切りを付け、
日本に留学することを決めた。」
その後日本で監督としてデビューし、映画祭で受賞するなどキャリアを
築きながらも、常に頭から離れなかったという北野武監督映画の謎。
その謎に取り組んだべさんの博士論文から、本書が生まれました。
現在は日韓合作映画の準備を進めているべ・テスさんにもご注目ください。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1011
__おしまいに__________________________
グンちゃん見たさにドラマ「ベートーベン・ウィルス」を見たことがきっかけで、
実はクラシックコンサートに行くのがささやかな趣味になった私。
2月16日のコンサートが楽しみです。
チェッコリの空間で聴く生の音に癒されてみませんか!(ささき)
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