CHEKCCORI通信 Vol.58 【五月病にも負けない!「心の疲れに効く本」特集】

  
 
ゴールデンウィークの頃にひいた風邪が
 未だに治らなくて困っています。薬はずっと飲んでいるし、
 ビタミンCも積極的に摂るようにしているのですが、
 咳が止まらなくてマスクが手放せません。
 気温差が激しいこの季節、皆さんもご自愛くださいね。
毎年ゴールデンウィークが終わると、
 チェッコリバースデー(今年の7月7日で3歳!)に向けて
 準備を始める時期がやってきたなと感じます。
 一緒に楽しくお祝いできる企画で、皆さんをお迎えしたいと思っています。
(火曜店長 ふる)
 
CHEKCCORI BOOK HOUSE
 http://shop.chekccori.tokyo/
  
 

◆◇ 店長のおすすめ ◇◆

 
■きむ店主おすすめの小説
 『회색 인간』(灰色の人間)
インターネットの投稿サイトに掲載されていた作品が人気を呼び、単行本化された。
 著者はソウル・ソンスドンの工場で働く青年、キム・ドンシクさん。
 毎日同じ繰り返しの日常をより楽しく過ごす
 方法を考えながら3日に1編ずつ小説を書いたという。
 1編は8,000字以内とかなり短く、最後には必ず反転がある。
 星新一さん風ともいえる。文章はとても優しいが、問いは重い。
 奇妙な状況設定の中での登場人物の選択に、
 私ならどうする?が頭の中から離れない。
 韓国のSF、ミステリーが気になる方、
 韓国語の小説にチャレンジしてみたい方にオススメ。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1112
■ぱく店長おすすめの漫画
 『도라에몽 1』(ドラえもん 1巻)
みんな知ってるドラえもん、みんな大好きドラえもんですが、
 韓国でもマニアがいるほど、安定の人気をほこっています。
 自分の知ってるのび太や静ちゃんらの名前がどんな風に訳されたのか、
 見るだけでも楽しいのですが、ドラえもんという見慣れた世界観だけあって、
 知らない単語も何となくわかってしまうから不思議。
 あとで調べて、覚えるもよし。
 まずは1冊読みきりたい、という方にもオススメです。
 2巻以降はご注文で承っております。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1114
■ふる店長おすすめの料理本
 『무궁무진한 김밥의 맛』(無限のおいしさ!キムパプ)
手軽に食べられて栄養満点のキムパプ(韓国風のり巻き)は、
 韓国ではお弁当の定番メニューです。ツナやキムチを巻いた
 一般的なキムパプから、きゅうりとクリームチーズを巻いた
 ちょっとお洒落な珍しいキムパプまで、一工程ずつ写真付きで
 作り方が紹介されています。
 その日の気分や冷蔵庫の中身と相談しながら、色々な種類の
 キムパプ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/190
■しみず店長おすすめのエッセイ
 『대체 뭐하자는 인간이지 싶었다』(いったい自分は何者なんだろうかと思う)
先日のジャパンツアーが大盛況だった
 アーティスト、イ・ランのエッセイです。
 イ・ランさんといえば、YouTubeで公開された
 手話付きの『イムジン河』が話題になりましたが、
 彼女の飾らない魅力がいっぱい詰まったこの本を読めば、
 ますます好きになってしまうこと間違いなしです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1082
  
 

◆◇ 「心の疲れに効く本」特集 ◇◆

 
もうすぐ6月。季節の変わり目ということもあり、
 ちょっと疲れがたまってきたかなという人のために、
 心が軽くなる本、元気になれる本を集めてみました。
 http://www.chekccori.tokyo/special/1806
■韓国で今、大人気のエッセイ。何と刊行から2年半で60刷以上を
 重ねています。自分らしく生きるコツを教えてくれます。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1102
■ストレスはもっぱら笑って解消するタイプのあなたへ。
 Facebookの「イ・ファンチョンの文学サロン」が人気の詩人の作品です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/902
■こちらもSNS詩人のチェ・デホさんの詩集ですが、仕事や職場の
 人間関係だけでなく、恋の悩みも深い人にはこちらがおすすめです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1110
■人生いつも迷ってばかりで、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
 そんな方にぴったりの1冊です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1081
■大企業に就職できなくても、人生はそれがすべてじゃないーー。
 激しい競争社会で生き抜く自由な発想に勇気をもらえます。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1113
■落ち込んでいるときは、まずおなかから満たしましょう。
 心も体も元気になれるおかゆのレシピ集です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1111
■韓国版「おしん」で思い切り泣いてみませんか。
 1945年の解放と朝鮮戦争を背景に描かれたやさしく強い女の子の物語です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/743
■人はだれでも生まれながらにして尊い存在であることをあらためて
 教えてくれる、韓国で大人気の絵本です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/218
■孤独に打ち勝つには徹底的に孤独に浸ってみるのも悪くない。
 日本での留学生活からそう悟った文化心理学者のエッセイです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/280
  
 

◆◇ ミニコラム ◇◆

 
<お蔭さまで重版出来です>
映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』が大ヒット公開中で、
 新宿では立ち見も出て、上映館も増えています。
 このヒットには韓国映画関係者も驚きを隠せないそう。
昨年、日本で公開された『新感染 ファイナル・エクスプレス』
 (原題:부산행)と異なり、韓国の現代史に残る大きな民主化抗争をテーマにした
 歴史作品であるという点で日本での評価は分かれるのではないか、
 と予想されていたのです。
ところが蓋を開けてみると話題が話題を呼び、
 予想以上の大ヒットになっています。1980年代の韓国の民主化に
 命を賭して立ち向かっていった人々の姿が、ある意味、今の日本の政治に
 閉塞感を感じている人々の心を動かしているのかもしれません。
そんな映画の大ヒットのおかげで、同じく「5・18光州民主化抗争」を
 テーマにしたクオン刊の『少年が来る』(ハン・ガン著)が
 重版出来となりました。
 まったく異なる視点で5・18を描いたこの作品は、
 命を落とした人々、残された人々を、
 静かに静かに一人ひとり丁寧に掬い取っています。
映画を観てからでも、映画を観る前でも
 ぜひ一度は手に取って欲しい一冊です。原書も扱っています。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/465
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/203
そのハン・ガンさんによるエッセイの初邦訳『そっと静かに』も
 6月中旬にクオンから刊行予定です。
 小説とはまたひと味違うハン・ガンワールドを楽しみましょう!
(宣伝広報担当 ささき)
  
 

◆◇ まだ間に合うイベント情報 ◇◆

 
◆6月6日(水)19:00~20:00
 写真集『隣人、それから。38度線の北』を通してみる北朝鮮の人々
急激な情勢の変化に伴って大いに関心が高まる北朝鮮について、写真を通して学び、感じるイベントです。
 先日、写真集『隣人、それから。38度線の北』を出版された初沢亜利さんにお越しいただきます。
◆6月12日(火)19:00~20:00
 第2回イ・ガンホが教える「一時間で読めるハングル」
K-POPに興味を持ったけど、まだ「ハングル」は読めない、という方必見ですよ。
 きっと違う世界が広がります。前回3月の講演が大変好評でしたので、第2回を開催します。
__おしまいに__________________________
五月病ではなかったと思いますが、
 以前、心がもやもやした時に私が手に取ったのは
 『인생수업』(人生の教訓、法輪著)でした。
 悩める方、こちらもおすすめです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/621
(金、土店長 しみず)
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