だんだん雨の日が多くなってきましたが、
この時期うっかり風邪をひく人も多いようですね。
私はヨガを始めてからは、自分の体調の変化に
気づきやすくなった気がします。
とはいえ、先生の「肋骨しまって!」に
「謎のワード…」と思ってしまうあたり、
まだまだだなと感じています。
そして、雨の日はどうしても家にこもりがちですが、
そんな時のオススメは読書!
チェッコリでも配布しているK-BOOK読書ガイド
「ちぇっく CHECK」を見るもよし、直接スタッフに聞くもよし。
ぜひ雨のお供を探しに来てください。
(土曜店長 ぱく)
CHEKCCORI BOOK HOUSE
http://shop.chekccori.tokyo/
◆◇ 店長のおすすめ ◇◆
■きむ店主おすすめの人文書
『지금 여기의 페미니즘×민주주의』(いまここのフェミニズム×民主主義)
「いい人が大統領になったのに、なぜ私たちの生活は変わらないのか」
女性学者、寄生虫の研究者、小説家、性的マイノリティの運動家、
法哲学者、フェミニスト、政治研究者など7人が、
いまの韓国社会をフェミニズムの観点から“診断”。
講演を書き起こしたものなので読みやすい。
聴衆の鋭い質問から見えてくるのは韓国だけが抱える問題ではない。
日本語版が刊行されれば、より多くの日本語圏読者の共感を呼ぶに違いない。
政権が交代し、よい国づくりを超えて世界平和・融和への大きな絵を描きつつある
いまの韓国が、民主主義とフェミニズムをもっとも重要な問題のひとつとして
優先すべきであることを主張している。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1119
■ぱく店長おすすめのエッセイ
『오늘은 좀 매울지도 몰라』(今日はちょっと辛いかもしれない)
今までラーメンくらいしか作ってこなかった人文学者のカン・チャンレさんが、
ガンになった妻のために料理をした日々を綴った日記です。
特別な料理ではないけれど、そこにこめられた夫の気持ち、
そしてそれを食べる妻の気持ち。
妻に代わって台所に立ち、初めて料理をすることで気づいたことや、
介護のつらさ、弱っていく妻をみる悲しみなど、
著者の心情、姿が淡々と語られます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1139
■ふる店長おすすめの漫画
『미생 시즌2』(未生 シーズン2)
囲碁用語で「まだ生き石でも死に石でもない石」を指す未生。
9巻でシーズン1が完結し、チャン・グレをはじめとする
営業3課のメンバーは新天地で奮闘しています。
現在、13巻までお求めいただけます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/243
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1128
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1129
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1130
■しみず店長おすすめのエッセイ
『나는 그냥 버스기사입니다』(私はただのバス運転手です)
バスはなぜ時間通りに来ないのか、
運転手はなぜサングラスをかけてわざと怖そうに見せているのか、
なぜ急に右折して乗客を転びそうにさせるのか――。
そんな韓国のバスの"あるある疑問"にすっきり答えてくれるエッセイです。
著者は全州の市内バスの運転手さん。バスの中で見た人間模様のほか、
運転しながら考えた自分自身の素直な気持ちを綴っています。
韓国でも話題の1冊です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1127
◆◇ 思わず一目ぼれ!「インスタ人気本」特集 ◇◆
チェッコリのインスタグラムで紹介している本は、
表紙が魅力的で思わずジャケ買いしたくなるものばかり。
その中で人気の10冊を集めてみました。
http://www.chekccori.tokyo/special/1807
■SHINeeのオニュが読んだ本として、ファンの間で人気爆発のエッセイ。
6月にTVNで始まったばかりのドラマ『キム秘書はなぜそうなのか』にも登場しています。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1096
■この表紙を見れば、イライラも心配事も不安も憎しみも、
みんなふっ飛んでしまうはず。温かみのある布絵もすてきです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/940
■済州島で暮らす80代、90代のハルマン(おばあさん)たちの声を紡いだインタビュー集。
辛い時代を生き抜いてきたハルマンの言葉の数々に勇気づけられます。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1098
■東京の一人出版社、夏葉社の島田潤一郎さんによる創業物語。編集の経験もないまま
30代で思い切って出版社を立ち上げた著者の人柄が表紙によく表われています。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1024
■ナマケモノにウマに恐竜にゾウ――動物たちに投影された現代人の姿を
客観的に見つめ、生きる意味を考えさせてくれる1冊です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1105
■クオンの新しい韓国文学シリーズ『アンダー、サンダー、テンダー』の原書。
北朝鮮との国境にある出版都市、パジュを舞台に描かれた成長物語です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/202
■『82年生まれキム・ジヨン』のチョ・ナムジュによるフェミニズム短編集。
60人の女性へのインタビュー記事を28編の小説として再編成しています。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1121
■韓国の神話を現代的に解釈し直した人気漫画。2017年に表紙のデザインが一新され、
シンプルで洗練された印象になりました。同タイトルの映画の原作でもあります。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/951
■4月にチェッコリのイベントにお招きしたイ・ギジュンさんによる装丁。
ハングルが見事にデザイン化されています。書く苦しみを楽しみに変えてくれる1冊です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/451
■詩人で哲学者の著者が、韓国日報に5年間連載していたコーナー「朝を開く詩」の中から
選んだ92編を収録しています。詩に添えられた写真もすてきです。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/595
◆◇ ミニコラム ◇◆
<旧満州を訪ねて>
先日、読書会の仲間と一緒に旧満州(中国東北部)を旅してきました。
完訳プロジェクトの一員として参加している『完全版 土地』(クオン刊)の舞台を
この目で一度見てみたいという思いからでした。
http://cuon.jp/toji/
現地では、知り合いの中国朝鮮族の先生にも案内していただき、
ハルビン、延吉、図們、龍井、長春、瀋陽と7泊8日の鉄道の旅を楽しんできました。
詩人、尹東柱の生家や墓地、豆満江を挟んだ北朝鮮との国境なども訪れ、
『完全版 土地』に描かれた当時に思いを馳せました。
この旅の見どころや、中国東北部ならではの民族色あふれるおいしい食べ物、
街の様子などを、一緒に旅した翻訳家の五十嵐真希さんと二人で、
写真をお見せしながらたっぷり報告します。
個人旅行に役立つ情報なども紹介しますので、ぜひご参加ください。
イベント メイン
(金、土店長 しみず)
◆◇ まだ間に合うイベント情報 ◇◆
◆6月26日(火)19:00~20:00
『そっと静かに』発売記念-ハン・ガン作品の魅力をみんなで語ろう
クオン「新しい韓国の文学シリーズ」18作目となる『そっと静かに』の発売を記念して、
翻訳を担当した古川綾子さんを囲んでイベントを開催します。
イベント メイン
◆6月27日(水)19:00~20:00
激動する朝鮮半島を学ぶ-分断から平和、そして統一へ
目まぐるしい朝鮮半島情勢について、帝京大学准教授で日本経済研究センターの
特任研究員の李燦雨(イ・チャヌ)先生に伺います。
イベント メイン
◆6月28日(木)19:00~20:00
チェッコリ映画クラブ―第1回 イ・ビョンホン主演『天命の城』
本を読んだみんなが集う「読書会」があるなら、映画を見た後にみんなで語り合う場があってもいいじゃないか!
そんな話が盛り上がり「チェッコリ映画クラブ」を開催します。
新作はもちろん、名作といわれる作品などさまざまな映画をみんなで楽しみ、語り合います。
イベント メイン
__おしまいに__________________________
2017年1月から続けているチェッコリのInstagram(担当:ささき)の
フォロワーは、ただ今1,000人あまり。
Facebook、Twitter同様、こちらもよろしくお願いいたします。
https://www.instagram.com/chekccori/
(金、土店長 しみず)
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