CHEKCCORI通信 Vol.62 【2018文旅で行く「済州島」特集】

  
 
3周年記念ウィークも無事に終了しました。
 多くのご利用ありがとうございました。
確かチェッコリオープンの年も本当に暑かった記憶がありますが、
 今年は驚くほどの猛暑となっていますね。
 そこでチェッコリのカフェメニューにも猛暑を乗り切るための
 メニューを追加します。
「美酢(ミチョ)ソーダ割り」(税込500円)です。
 今、人気の飲むお酢「美酢」は、100%果実発酵方式で作られているとか。
中でも今回は話題の「カラマンシー味」と「桃味」を選んでみました。
 カラマンシーは何でもフィリピンの代表的な柑橘類でその栄養価の高さから
 「神様の贈り物」「奇跡の果実」と呼ばれているんですよ。
果物のビタミンと、お酢のチカラでこの暑い夏も元気に乗り切りましょうね。
(木曜店長 ささき)
 
CHEKCCORI BOOK HOUSE
 http://shop.chekccori.tokyo/
  
 
◆◇ 店長のおすすめ ◇◆
 
■きむ店主おすすめのノンフィクション
 『영초언니』(ヨンチョさん)
時事ジャーナル、オーマイニュースの元編集長であり、
 済州島を歩いて一周するトレッキングコース「済州オルレ」を
 作ったソ・ミョンスクさんによるノンフィクション作品。1970年代末から
 80年代初めに自身が経験した学生運動、民主化運動の話を
 書きおろした。タイトルになっているヨンチョさんは高麗大学時代の先輩で、
 独裁政権と徹底的に闘った人物。韓国の学生運動といえば
 男子学生の姿が思い浮かぶが、この本にはヨンチョさんを含め、
 当時の女子学生が勇敢に学生運動に関わった様子が描かれている。
 (今年の「文学で旅する韓国」ツアーでソ・ミョンスクさんに会うプログラムを企画中)
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/803
■ぱく店長おすすめのエッセイ
 『생활 예절』(生活マナー)
いまさら聞けない生活マナー、知りたくないですか?
 結婚式、引っ越し、トルチャンチ、お正月などなど。
 日本と同じようなマナーも多く、あるある!と思うこともあれば、
 韓国特有のマナーにへぇーと思ったり。
 何より副題の「예의 없는 새끼들 때문에 열받아서 쓴」と
 ある通り、著者の主観も入った軽快な悪態とユーモアにニヤリと
 することも。
 韓国マナーの変化も感じられ、思い込んでいたイメージを
 リニューアルしなくてはならないかもしれませんよ。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1140
■しみず店長おすすめの人文エッセイ
 『노래의 언어』(歌の言語)
何といっても一番気になるのが
 「防弾少年団に賞をあげたい理由?」という帯文です。
 ヒントは、著者が方言学の第一人者として知られる言語学者だと
 いうこと。ファンの方、もうおわかりですよね。
 といっても、この本のテーマは方言だけではありません。
 韓国の歌に一番よく歌われる季節は?
 「愛」よりも多く使われる歌詞は?
 禁止曲を最もたくさん歌った歌手は?
 金素月の詩が多く歌に歌われる理由は――などなど、
 1920年代から現代までの流行歌を通して、
 時代ごとの文化や社会的背景がわかりやすく解説
 されています。
 読めばカラオケに直行したくなること間違いなしです。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1142
■ふる店長おすすめの小説
 『그녀 이름은』(彼女の名前は)
空前の大ヒット作となった『82年生まれキム・ジヨン(仮題)』
 (筑摩書房より刊行予定)の著者、チョ・ナムジュさんの新作。
 9歳から79歳まで、約60人の女性にインタビューした記事を
 昨年の12月まで新聞に連載していたそうで、その内容を
 28の物語に起こした、著者による初の短編集です。
 「でも、ずっとドキドキできると思ってた」「私は今も若いし、
 闘いは終わっていない」といった4つのテーマは、誰にでも
 起こり得る私の、そして貴女のストーリーを描いています。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1121
◆◇ 2018文旅で行く「済州島」特集 ◇◆
一年を通して楽しめる施設やイベント、独自の文化も満載で、
 行くたびに新たな魅力を発見できる済州島。
 今年の「文学で旅する韓国」ツアー(10/22-25)の目的地でもある済州島を、
 色々な角度から知ることのできる本を集めてみました。
 http://www.chekccori.tokyo/special/1808
■済州島の旅行本といえばこの一冊。6月に発売されたばかりの改訂版なので、
 まだSNSで紹介されたことのない観光スポットやカフェなどの情報が満載です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1152
■黒豚、海産物、クッパ、ククス、郷土料理、フュージョン、飲み屋など、
 11のカテゴリーから、済州島ならではの美味しいお店を紹介しています。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1153
■済州島出身のホ・ヨンソン詩人が済州島4.3事件についてまとめた一冊です。
 集団虐殺の証言、済州島4.3事件を描いた絵画などが収録された、
 済州島の歴史を知る貴重な一冊です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1154
■全26コースを歩くと済州島を一周できるウォーキングコースの済州オルレ。
 美しい済州島の自然を徒歩で楽しんでみませんか。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1155
■韓国を代表する若手作家、チョン・ソクスン、キム・ギョンヒ、SOOJA、
 イ・ウンソン、ユン・イヒョン、ク・ビョンモの6人が出会った済州島を
 テーマにした短編集です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1156
■スマホで簡単に美しく撮影できる済州島のインスタ映えスポットを集めた写真集です。
 撮影地までの詳しい行き方や駐車場の有無までが丁寧に説明されています。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1157
■移住した人、生粋の済州っ子など、済州島で働く10人のライフスタイルや
 創業秘話を紹介した、済州ライフの指南書です。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/422
■暮らしの場としての済州島を紹介する絵本。済州島に暮らす少年ウミンと、
 ソウルから済州島旅行に来た少女ボリが島の魅力を案内してくれます。
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/423
  
 
◆◇ ミニコラム ◇◆
 
<来年もやります!「翻訳フェスティバル」>
韓国の書籍がいろんな出版社から翻訳出版され、チェッコリで
 販売する翻訳書も増えています。
 今年の下半期はもっと多く刊行される見込みです。今後ますます
 翻訳者が必要とされますね。
先週の土曜日にはクオンと韓国文化院の主催で、翻訳と出版をテーマにした
 イベント「翻訳フェスティバル2018ー世界の言葉をつむぐ人々」を開催しました。
 翻訳や海外文学に関心の高い300人が参加したビッグイベントでした。
 最前線で活躍する様々な言語の翻訳者によるセッションでは、
 客席からの質問もたくさん出ました。
 アンケートにも、翻訳に関するイベントをもっと開催してほしいと
 いう声が多く寄せられました。
やります!
 クオンとチェッコリはこういう声にきちんと答えていきます!
 仲間もいっぱい出来ましたので「翻訳フェスティバル2019」に
 向けて発進します。
(店主きむきむ)
  
 
◆◇ まだ間に合うイベント情報 ◇◆
 
◆7月26日(木)19:00~20:00
 Twiiterアカウント「@chekccori」のフォロワーさん集まれ!
フォロアーの皆さんと一緒にぜひいろいろな情報交換をしたり、フォロアーさん
 同士の交流の場になればと思い、初めてのオフ会を開催します。ぜひ気軽に
 参加してください。
 
イベント メイン
__おしまいに__________________________
今年は地面に転がるセミがひときわ目につく気が……。
 とにかく暑いですね。無理せずに夏を乗り切りましょう。
 (火曜店長 ふる)
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