CHEKCCORI通信 Vol.89 【チェッコリ大学開講、チェッコリ翻訳スクール10月期生募集中】

  
 
最近、新聞や雑誌、ウェブマガジンなどの
 取材が増えたからでしょうか。
 初めてチェッコリを訪れたというお客さまが増え、
 韓国文学ブームの広がりをほんとうに実感しています。
先日も、立て続けに取材を受ける店主らの姿を横目に、
 その記事はどんな人のところに届くのだろうと
 わくわくしていました。
 新しい出会いを楽しみにしつつ、
 「本を通じた出会いの場」を大切にしたいなと、
 あらためて思う今日このごろです。
(土曜店長 しみず)
  
 

◆◇ お知らせ ◇◆

 
◆ [チェッコリ大学]韓国映画から学ぶ韓国現代史
激動の韓国現代史について、韓国映画を通じて学ぶとともに
 その普遍的意義について考えることを目的とします。
 大きく、①朝鮮戦争と南北分断体制、②日本イメージと日韓関係、
 ③韓国の民主化とキャンドル革命という、三つのテーマを設定しました。
 これらの三つのテーマに関連する韓国映画を通じて、
 韓国現代史および日韓関係を理解する講座です。
※残席わずか、お急ぎください
◆チェッコリ翻訳スクール10月期生募集中
翻訳の基礎を学ぶ入門コース、実際に文芸書の翻訳をすすめるコースに加え、
 韓国系企業や韓国との取引などビジネス面での即戦力となる人材育成のための
 ビジネス翻訳コースまで多彩に揃っています。
 また特別編「翻訳ワークショップ」も開催します。
http://www.chekccori.tokyo/school/list
 http://www.chekccori.tokyo/school/1910_honyakuwork
  
 

◆◇ イベント告知 ◇◆

 
◆9月13日 (金) 19:00 – 20:00
 大邱を学ぶ:(さ)の心のふるさと「大邱」の魅力を語る会
「文学で旅する韓国-大邱編」を前に、大邱を学ぶ会の2回目は
 2012年に取材で初めて訪れて以来、すでに20回近く大邱を訪問している
 (さ)こと、佐々木が大邱の魅力を語る会を開催します。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=617
「文学で旅する韓国-大邱編」ツアー詳細・申し込みは
 ⇒ http://www.cuon.jp/info/673
◆9月17日 (火) 19:00 – 20:00
 近代文学探訪:中野重治と朝鮮
プロレタリア文学の代表的作家である中野重治と朝鮮の関係は深く、
 詩「雨の降る品川駅」に見られるように、プロレタリア文化運動において
 朝鮮人運動家とともに活動した経験が基盤となっているそう。
 明治大学文学部教授の竹内栄美子先生に中野重治と朝鮮について
 語っていただきます。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=616
◆9月18日 (水) 19:00 – 20:30
 アジア文学の誘い@チェッコリー第6回『プラータナー』
日本を含めたアジアの小説を横断的に読むイベント「アジア文学の誘い@チェッコリ」の
 第6弾は ウティット・ヘーマムーン著『プラータナー』を、
 翻訳者で気鋭のタイ文学研究者の福冨渉さんにお越しいただき、一緒に楽しみます。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=614
◆9月28日 (土) 11:30 – 13:30
 チェ・ヒジュさんの「두루주머니 (巾着袋)作り」ワークショップ
大人気のポジャギ作家チェ・ヒジュさんによるワークショップの第5回は、
 「두루주머니 (巾着袋)」を作ります。두루주머니は古くから良いことを招いたり、
 福をもたらすといわれ、プレゼント用や記念品としてもたくさん作られてきました。
 韓国の伝統の文化も学びながら、一緒に針を動かしましょう。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=615
◆10月4日 (金) 19:00 – 20:00
 大邱を学ぶ:大邱が舞台の小説『深い中庭のある家(마당 깊은 집)』の世界を楽しむ会
大邱が舞台の韓国文学の名作『深い中庭のある家(마당 깊은 집)』は、
 分断文学の巨匠、金源一の代表作で 今も売れ続けている作品です。
 また「CUON韓国の名作」シリーズの一作として、来年吉川凪さんの新訳で刊行予定です。
 この作品のあらすじを吉川凪さんにお話しいただき、小説に描かれる世界観を学びます。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?cid=my-calendar&mc_id=622
  
 

◆◇ クオンのおすすめ ◇◆

 
崔仁勲著『広場』いよいよ9月下旬刊行!
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「CUON韓国文学の名作」シリーズの刊行が始まります。
 このシリーズでは、その時代の社会の姿や
 人間の根源的な欲望、絶望、希望を描いた
 20世紀の名作を紹介していきます。
 同時代の韓国文学を読み進めていく中で、
 少し前の時代の作品も読みたいという方に
 ピッタリのシリーズです。
シリーズの第1作として、サジャンニムが
 「この作品しか考えられなかった」という
 『広場』を吉川凪さんによる新訳で刊行します。
 読書の秋、韓国文学の名作をじっくり読んでみませんか?
 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1442
  
 
__おしまいに__________________________
ちょっと予告です。11月9日(土)11時~19時、神保町の出版クラブビルで
 「K-BOOK FESTIVAL 2019」を開催します。韓国文学、絵本、学習書、人文書など
 K-BOOKが大集合します。ぜひお楽しみに! (ささき)
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