やっと朝晩が涼しくなってきた神保町です。
温かい伝統茶がさらにおいしく感じられる季節ですね。
最近、店内の五味子(オミジャ)茶は店主きむきむの手作りですが、
今日、新人店長さわだにその作り方が伝授されました。
新人のフレッシュさも加わり、さらにおいしくなりますよ。
どうぞお楽しみに!
(宣伝広報 ささき)
◆◇ 今月の特集 ◇◆
【11月9日開催「2019 K-BOOK FESTIVAL」を盛り上げよう!特集】
ますます注目が高まる「韓国の本=K-BOOK」。
来る11月9日(土)に神保町の出版クラブビルにて、日本の出版社19社に、
韓国の書店3社を加えたフェスが開催されます
日本の出店各社の紹介を兼ねて、おすすめの一冊をピックアップしてみました。
(翻訳本の場合は韓国語原書を中心にご紹介しています)
http://www.chekccori.tokyo/special/1911
◆◇ まだ間に合うイベント情報 ◇◆
◆11月10日 (日) 11:00 – 12:00
翻訳家、生田美保さんによる翻訳の深いお話
「2019 K-BOOK FESTIVAL」特別イベントです。
新刊『中央駅』(キム・ヘジン著、彩流社刊)の先行販売に合わせ、
翻訳を担当した生田美保さんが来日されるのを記念して、
『中央駅』に出会ったきっかけから出版にいたるまでの経緯、
訳者からみたキム・ヘジンの魅力、作品の舞台となった街、
翻訳中のエピソードなどをお話しいただきます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=634
◆11月10日 (日) 14:00 – 16:00
<境>を越えて、歌う、踊る、響き合う女たち―作家姜信子とストリップティーズ牧瀬茜の言葉と身体
日曜日特別イベントです。
言葉はどうやって<境>を越えるのだろう?
身体はどうやって<境>を越える?
いろんな<境>がくっきりと太い線になってだんだん窮屈なこの世だからこそ、
日韓の<境>に風穴をあけるチェッコリで、
流れる水のような調べを奏でるナマステ楽団と共に、楽しみましょう。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=628
◆11月12日 (火) 19:00 – 20:00
ポジャギ好き集まれ! チェ・ヒジュさん主宰ポジャギ教室「ヒウォン」メンバーと交流しよう
チェッコリでワークショップの講師をしていただいているポジャギ作家チェ・ヒジュさんと、
その仲間たちの作品展が開かれるのを記念して、チェ・ヒジュさん、メンバーのみなさんにお越しいただき、
ポジャギ好きのみなさんと「ポジャギ談義」に花を咲かせる交流会を開催します。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=633
◆11月13日 (水) 19:00 – 20:30
アジア文学の誘い@チェッコリー第8回『冬将軍が来た夏』
アジア文学の誘い@チェッコリは、日本を含めたアジアの小説を横断的に読むイベントです。
第8弾は、甘耀明著『冬将軍が来た夏』(白水紀子訳、白水社、2018年)。
台湾の社会が抱える問題をユーモラスに描いた傑作です。
ゲストには台湾出身の小説家・李琴峰さんをお招きします。
台湾現代文学ディープナイトを一緒に楽しみましょう。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=629
◆11月15日 (金) 10:30 – 12:00
(さ)がモデルとして登場!「韓流メモリアル」ブック座談会開催
(さ)こと、チェッコリ宣伝広報担当佐々木が、自身の15年にわたる「韓流生活」を
一冊にまとめた韓流メモリアルブックを作っていただきました。
そこでこの新しくスタートする「韓流メモリアルブック」を見ていただきながら、
あなたの欲しいと思うメモリアルブックについてのご意見や感想をお伺いする
座談会を開催します。
大好きな韓流スターがいる方、長年追っかけてきたアイドルがいる方、
ぜひ率直なご意見でこのサービスのブラッシュアップにご協力ください。
イベント メイン
◆11月19日 (火) 19:00 – 20:00
テンプルステイだけじゃもったいない! 「韓国仏教を知る・楽しむ会」
日本と韓国の仏教の違い、韓国仏教の歴史および現在の状況に加え、
北朝鮮の仏教についても触れられている『はじめての韓国仏教―歴史と現在』。
著者の佐藤厚さんから、日本と韓国の仏教の違い、北朝鮮の仏教、韓国仏教の楽しみ方について、
お話しいただきます。
イベント メイン
◆11月21日 (木) 19:00 – 20:00
希少画像で見る「金子文子の朝鮮」
今年は「3.1独立運動」から100年の節目の年で、映画『金子文子と朴烈』が日本でも公開されるなど、
話題を集めた「金子文子」。今回のイベントでは、史実の中での金子文子の生き方について、
研究の経緯など希少画像のスライドを上映しつつ、研究家の亀田博さんにお話しいただきます。
イベント メイン
◆11月28日 (木) 19:00 – 20:00
みんなで語る文旅報告会―大邱を巡って
今年も行ってきました「文学で旅する韓国(略して文旅)」!
向かったのは韓国第3の都市、大邱でした。上は80代から下は20代の若者まで幅広い世代が、
一緒に楽しく旅してきた様子を報告しつつ、大邱の魅力をお伝えします。
イベント メイン
◆12月14日 (土) 12:00 – 13:00
「直訳ではわからない、韓国語の慣用句」を学ぼう!
韓国語は慣用句を会話で多く使います。そのため韓国語の上級者でも、
慣用句が分からなかったら、スムーズに会話をすることは難しいでしょう。
そこで韓国人ならだれでも知っていてよく使う慣用句を押さえておきませんか?
一緒に楽しく学びましょう!
イベント メイン
◆◇ ミニコラム ◇◆
<次回は植物つながりの化学反応?!>
先日、韓国文化院での読書会に参加しました。
チェッコリを運営するクオンが企画しているもので、
年3、4回、作家、映画監督、翻訳家などの方々をモデレーターとして開催されています。
今回のモデレーターは書評家の永江朗さんで、
課題図書はキム・エランさんの短編集『外は夏』(古川綾子訳、亜紀書房)。
それぞれいちばん好きな作品やキム・エランさんのデビュー作との比較、
作家の父親像、韓国の社会制度や文化などについて、
参加者15人にクオンの社長、金承福も交えてさまざまな角度から語り合いました。
次回は、11月26日(火)19時から。
モデレーターは、自宅マンションのベランダで多くの植物を育てる
「ベランダー」で、作家のいとうせいこうさん。
課題図書は、李承雨さんの『植物たちの私生活』(金順姫訳、藤原書店)です。
何だか、植物つながりのおもしろい化学反応が生まれそうな予感です。
お申込み方法などの詳細は韓国文化院のホームページをご覧ください。
https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=6152
(土曜店長 しみず)
◆◇ クオンのおすすめ ◇◆
CUONのおすすめ
著者来日!韓国文学ショートショートシリーズ05『原州通信』
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11月9日(土)の2019 K-BOOK FESTIVALに向けて、
『原州通信』の著者イ・ギホさんが来日します。
実際に原州出身でもあるイ・ギホさんの自伝的創作でもあると同時に、
国民的作家・朴景利さんへの敬愛の念あふれる『原州通信』。
韓国文学に詳しい方はタイトルからしてピンとくるものがあると思いますし、
逆に予備知識無しで読んでも充分愉しんでいただける短編です。
原文もついているので、韓国語で読むはじめての一冊としてもお薦めです。
今から読みはじめてもイベントまでに十分間に合いますよ!
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1200
__おしまいに__________________________
ここ数カ月、精一杯準備してきた「2019 K-BOOK FESTIVAL」がいよいよ
土曜日(11/9)に開催となります。終わると思うと寂しい気もしますが、
無事に終わって飲むビールを楽しみに最後の追い込み、頑張っています。
ぜひ遊びに来てくださいね。
2019 K-BOOK FESTIVAL
(ささき)
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