CHEKCCORI通信 Vol.163【K-BOOKフェスティバル3年ぶりにオフライン開催!】
※このメールは、チェッコリからお送りしています。
2022.10.06
CHEKCCORI通信 Vol.163 http://www.chekccori.tokyo/
ごあいさつ
先日、約2年7か月ぶりにチェッコリ店舗内でイベントを開催しました。
『長い長い夜』という物語の魅力を語り合う会で、ナレーターの八木田幸恵さんの心にしみる朗読もあり、参加者のみなさんが感動してすすり泣く様子を見ながらやっぱりオフラインイベントっていいなとしみじみ感じました。
この先、まだしばらく制約があるでしょうし、 遠方からも参加可能というオンラインイベントならではの利点もありますが、 オフラインイベントも少しずつ増やしていけたらと思います。
店頭でみなさまにお目にかかれる機会が増えることを楽しみにしています。
『長い長い夜』という物語の魅力を語り合う会で、ナレーターの八木田幸恵さんの心にしみる朗読もあり、参加者のみなさんが感動してすすり泣く様子を見ながらやっぱりオフラインイベントっていいなとしみじみ感じました。
この先、まだしばらく制約があるでしょうし、 遠方からも参加可能というオンラインイベントならではの利点もありますが、 オフラインイベントも少しずつ増やしていけたらと思います。
店頭でみなさまにお目にかかれる機会が増えることを楽しみにしています。
(しみず)
お知らせ
K-BOOKフェスティバル3年ぶりに会場開催!ボランティアも募集中
「K-BOOKフェスティバル2022 in JAPAN」が11月25日(金)から27日(日)まで
東京・九段下のベルサール九段で開催されます。
3年ぶりのオフライン開催で、作家のキム・エランさんも来日します。
そのほかのイベントなど詳細は追ってお知らせします。
当日、お手伝いをしてくれるボランティアも募集中ですので、
どうぞ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
神保町ブックフェスティバルにも3年ぶりに参加
コロナ禍でずっと中止になっていた神保町ブックフェスティバルにも3年ぶりに参加します。
クオンの本を中心に韓国語の原書や雑貨も販売。
フェスティバルに合わせてチェッコリ店舗も
10月29日(土)、30日(日)の11時から19時まで営業しますので、
どうぞ合わせてお立ち寄りください。
詳細はこちら
イベント情報
10月7日(金)19:00~20:00
【オンライン】『詩人 白石(ペクソク)寄る辺なく気高くさみしく』刊行を記念して「白石を知る、語る」
「詩人たちの詩人」と評されるほど人気があり、ハン・ガンやシン・ギョンスク、キム・ヨンスといった小説家からも高い評価を受けている白石の評伝刊行を記念したイベントです。
著者は、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で「練炭ひとつ」という自作の詩が読み上げられて多くの視聴者の心をつかんだ詩人のアン・ドヒョンさん。
白石が韓国内でどういった位置づけにあるのか、本書の魅力や読みどころについて翻訳を担当した五十嵐真希さんと翻訳家のきむ ふなさんにお話しいただきます。
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10月8日(土)19:00~20:00
【オンライン】『コンテンツ・ボーダーレス』刊行記念〜国際社会文化学者・タレント・歌人のカン・ハンナさんが韓国コンテンツを熱く語る〜
国際社会文化学者・タレント・歌人と多方面で活躍し、10月からはNHKラジオ「ステップアップハングル講座」にもレギュラー出演中のカン・ハンナさん。
7月に出版した『コンテンツ・ボーダーレス』を通して「韓国コンテンツがどのように世界を熱狂させたのか」についてお話しいただきます。
韓国ドラマやK-POPの好きな方にも有意義な時間になること間違いなし。
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10月13日(木)20:00~21:00
【オンライン】尹東柱が生きた間島(カンド)、そして『東柱の時代』を戸田郁子が語る
韓国で「国民詩人」と呼ばれる尹東柱。彼が故郷の「間島」で書いた詩に加え、
そこから浮かび上がる情景を古い写真で可視化した『동주의 시절(東柱の時代)』は、
詩人の心に近づく新しい方法を提示したと韓国で話題になっています。
著者の戸田郁子さんをお迎えし、本書に収められている尹東柱と同時代を生きた人々の暮らし、詩人の遺族たち、
詩人の遺骨が眠る中国・延辺のことなどを古い写真を読み解きながら解説いただきます。
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10月15日(土)11:00~12:00
【会場+オンライン】『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』刊行記念「韓流20周年!男優たちの愛と知性になぜ惹かれるのか」
数々の韓国ドラマ本を書かれている康煕奉さんは今年、韓流の世界を追求しはじめて20周年を迎えました。
それを記念して9月に刊行されたのが『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』。
『愛してるっ‼ 韓国ドラマ』の編集長時代に韓流にどう取り組んだのか、取材や記者会見で会った俳優とのエピソード、
韓国の男優はなぜファンにこれほど愛されるのかなど、本書の内容に沿って語っていただきます。
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10月19日(水)20:00~21:00
【オンライン】ささきの部屋Vol.24-『嫌われる勇気』の岸見一郎先生が60歳で見つけた韓国語の楽しみ方
今回は、韓国でも翻訳版がベストセラーとなった『嫌われる勇気』でおなじみの哲学者、岸見一郎先生にお越しいただきます。
60歳になって韓国語を学び始め、早い段階から韓国語の原書を読むという方法でその習得に励まれたとのこと。
岸見先生を魅了した韓国語の世界、そして韓国語を学んだことでつながった韓国文学との出会いについて伺います。
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10月25日(火)19:00~20:30
【オンライン】『となりのヨンヒさん』に描こうとしたこと、そして韓国でSF作家として生きること(韓国のSF小説を楽しむ会 #5)
シリーズ5回目のテーマ作品は韓国のSF小説『となりのヨンヒさん』。著者ご本人が登場されます。
『となりのヨンヒさん』に収録された作品の背景や意味、作家として考えたこと、
そして今の韓国SFの流れと韓国でSF作家として生きるという意味、最近の韓国SF界の話題と争点などをお話しいただきます。
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10月27日(木)20:00~21:00
【オンライン】『ソウル おとなの社会見学』刊行記念―教科書や旅行ガイドでは教えてくれない、一歩先行くソウルの旅
山に囲まれ真ん中に大きな川を抱く地形を意識しながら歩いたり、いろんなビルの屋上に上ってみたり。
市場や専門店街、路地裏の何気ない風景や大きな木、碑石、銅像、電柱、表札など、
あちこちに隠れているソウルの「へぇー」があなたのソウル旅をさらに豊かにしてくれるかもしれません。
『ソウル おとなの社会見学』に収められている“まちあるき要素”をさらに深めながら著者の大瀬留美子さんに案内していただきます。
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CHEKCCORI selection
#7 「秋はやっぱり食欲!」
みんな大好き韓国料理ですが、そのアプローチ方法はさまざま。 レシピやおいしいお店の情報を調べるのもいいし、食の歴史や文化を知るのも面白いでしょう。 食のエッセイでじんわり味わうのも楽しいかもしれませんね。 ちょっとマニアックに一つの食材を追求するのもおすすめですよ。CHEKCCORI selection #7のページはこちら
『はじめてキムチの本』
韓国料理研究家の本田朋美さんによる初の単著。
王道の白菜キムチにさっぱりした水キムチ、変わりだねのフルーツキムチなど自宅で手軽に漬けられる24のレシピが掲載されています。
韓国人の美と健康の秘訣でもあるキムチがどのように発展し、食文化として根付いて世界に知られるようになったのかといった読み物も充実。
「おうちキムチ」デビューにぴったりです。
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『빵 자매의 빵빵한 여행(パン姉妹のパンだらけの旅)』
クァベギ(ねじり揚げパン)やマヌル(にんにく)パン、コグマ(さつまいも)パンなど、日本のコンビニでも売られるようになってブームとなりつつある韓国のパン。
世界中のおいしいパンを食べ歩いている韓国女性2人によるパン好きのための旅行ガイドブック(韓国編)です。
地方ならではの名物もあり、次回の渡韓に向けてぜひ入手しておくことをおすすめします。
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『Magazine F No. 21 : 라면』
食の雑誌「マガジンF」の「ラーメン特集号」。
韓国の代表的なラーメンメーカー「農心」を通して見るインスタントラーメン産業、
歴史や文化、トレンドなど知っておきたい韓国ラーメンの常識、
韓国、日本、インドネシアで出会ったラーメン愛好家の話、意外な場所で出会うラーメンなど多彩な記事が盛り込まれたラーメン好きにはたまらない1冊です。
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『엄마 박완서의 부엌 : 정확하고 완전한 사랑의 기억(母、朴婉緒の台所ー正確で完全な愛の記憶)』
韓国を代表する小説家の朴婉緒(パク・ワンソ)がこの世を去って10年。
彼女の手料理で育ち、彼女の台所を受け継いで料理し、食事する長女で作家のホ・ウォンスクが、台所に立つ母を振り返って書いたエッセイ。
母を思い出す時、その懐かしい姿はいつも台所や食事のそばにあったという著者。
娘だからこそ語れる朴婉緒の在りし日の姿が詰まっています。
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『식탁 위의 한국사(食卓の上の韓国史)』
この100年間、韓国の人々は何を食べてきたのかを人々の食卓から探った20世紀の韓国の食文化史。
著者は食の人文学者で、韓国学中央研究院教授の周永河さん。
「おいしいメニューでたどる」というサブタイトルのとおり、
キムチ、クッパ、ビビンバ、ソルロン湯、冷麺、チャプチェ、スンデ、チャヂャン麺、マッコリ、キンパなど
おなじみの食べ物の誕生と発展についての情報が満載。
邦訳(丁田隆訳、慶應義塾大学出版会)もあります。
韓国語版の購入はこちら
日本語版の購入はこちら
『식객 허영만의 백반기행(食客ホ・ヨンマンのうまいもの紀行)』
テレビ朝鮮の人気番組「食客ホ・ヨンマンのうまいもの紀行」を書籍化したもの。
食通で、漫画『食客』の著者としても知られるホ・ヨンマンさんが全国を回って食べた料理のうち、
家庭料理のような温かみがあり、コストパフォーマンスが高く、そして何よりおいしい(!)ベスト200が紹介されています。
お店の情報やメニューの選び方などのほか、著者による料理コメントやイラストもあって楽しさ倍増。
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クオンのおすすめ
10月9日はハングルの日! プレゼント企画も実施中
『世宗、ハングルで世の中を変えるーハングル創製の物語』の刊行を記念して、本書が当たる「ハングル豆知識クイズ」を開催中です(10月7日17時まで)。
応募はこちらから
今回のクイズ5問中4問は、『世宗、ハングルで世の中を変える』の内容から採っています。
楽しく、分かりやすく、ハングルの成り立ちやその特徴などを知ることができる一冊です。
韓国語学習の副読本としてもおすすめです。
刊行準備中:名作シリーズ005『深い中庭のある家』11月刊行
2019年の「文学で旅する韓国」のテーマ本でもあった『深い中庭のある家』(金源一著)を吉川凪さんによる新訳で11月に刊行します。
「三年間続いた朝鮮戦争が休戦した翌年だから一九五四年四月下旬のことだ。
戦争が勃発した年の冬以来ずっと家族と離れていた僕は三年ぶりにようやく家族と暮らすことになったけれど、
僕にとって大邱は見知らぬ都会だった」(第一章より)
「僕」と家族は、お屋敷の敷地内の少し低い土地に建てられた「下の家」に身を寄せます。
「上の家」で不自由なく暮らす大家一家とは違い、「下の家」の人たちは苦労と常に隣り合わせ。
「僕」の目を通して、登場人物たちのドラマが生き生きと描かれています。
「文学で旅する韓国」に参加されたあんそらさんによる寄稿記事「あんそら的<文学で旅する韓国ー大邱編>3」では、
この小説の舞台について触れられています。ぜひご覧ください。
発行:CHEKCCORI(チェッコリ)
http://www.chekccori.tokyo/
https://www.facebook.com/chekccori
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-7-3三光堂ビル3F
TEL:03-5244-5425 FAX:03-5244-5428
mail:info@chekccori.tokyo
クオンのおすすめ
10月9日はハングルの日! プレゼント企画も実施中
『世宗、ハングルで世の中を変えるーハングル創製の物語』の刊行を記念して、本書が当たる「ハングル豆知識クイズ」を開催中です(10月7日17時まで)。
応募はこちらから
今回のクイズ5問中4問は、『世宗、ハングルで世の中を変える』の内容から採っています。 楽しく、分かりやすく、ハングルの成り立ちやその特徴などを知ることができる一冊です。 韓国語学習の副読本としてもおすすめです。
応募はこちらから
今回のクイズ5問中4問は、『世宗、ハングルで世の中を変える』の内容から採っています。 楽しく、分かりやすく、ハングルの成り立ちやその特徴などを知ることができる一冊です。 韓国語学習の副読本としてもおすすめです。
刊行準備中:名作シリーズ005『深い中庭のある家』11月刊行
2019年の「文学で旅する韓国」のテーマ本でもあった『深い中庭のある家』(金源一著)を吉川凪さんによる新訳で11月に刊行します。
「三年間続いた朝鮮戦争が休戦した翌年だから一九五四年四月下旬のことだ。 戦争が勃発した年の冬以来ずっと家族と離れていた僕は三年ぶりにようやく家族と暮らすことになったけれど、 僕にとって大邱は見知らぬ都会だった」(第一章より)
「僕」と家族は、お屋敷の敷地内の少し低い土地に建てられた「下の家」に身を寄せます。 「上の家」で不自由なく暮らす大家一家とは違い、「下の家」の人たちは苦労と常に隣り合わせ。 「僕」の目を通して、登場人物たちのドラマが生き生きと描かれています。 「文学で旅する韓国」に参加されたあんそらさんによる寄稿記事「あんそら的<文学で旅する韓国ー大邱編>3」では、 この小説の舞台について触れられています。ぜひご覧ください。
「三年間続いた朝鮮戦争が休戦した翌年だから一九五四年四月下旬のことだ。 戦争が勃発した年の冬以来ずっと家族と離れていた僕は三年ぶりにようやく家族と暮らすことになったけれど、 僕にとって大邱は見知らぬ都会だった」(第一章より)
「僕」と家族は、お屋敷の敷地内の少し低い土地に建てられた「下の家」に身を寄せます。 「上の家」で不自由なく暮らす大家一家とは違い、「下の家」の人たちは苦労と常に隣り合わせ。 「僕」の目を通して、登場人物たちのドラマが生き生きと描かれています。 「文学で旅する韓国」に参加されたあんそらさんによる寄稿記事「あんそら的<文学で旅する韓国ー大邱編>3」では、 この小説の舞台について触れられています。ぜひご覧ください。