CHEKCCORI通信 Vol.164【神保町ブックフェスはいよいよ今週末。30日はチェッコリ臨時営業します】
※このメールは、チェッコリからお送りしています。
2022.10.27
CHEKCCORI通信 Vol.164 http://www.chekccori.tokyo/
ごあいさつ
来年のカレンダーがたくさん入荷しています。
毎年好評の「韓単カレンダー」や
HANAから今年初登場の「韓国語が上達するカレンダー」のほか、
韓国からも卓上カレンダーや壁掛けカレンダーを仕入れました。
かわいらしいイラストが入ったものからシンプルで大人っぽいものまで 今ならいろいろそろっています。 日めくりカレンダーも近々入荷の予定です。
読書ノート、ペン立て、スマホのリングホルダー、 消しゴム、マグネットなどの雑貨も充実しています。 特にしおりは、犬や猫のイラスト入り、角度を変えると違う絵柄が浮かぶ3Dタイプ、 詩の一節が書かれたもの、マグネットタイプなど種類が豊富です。
どうぞ店頭でお手に取って見てみてくださいね。
かわいらしいイラストが入ったものからシンプルで大人っぽいものまで 今ならいろいろそろっています。 日めくりカレンダーも近々入荷の予定です。
読書ノート、ペン立て、スマホのリングホルダー、 消しゴム、マグネットなどの雑貨も充実しています。 特にしおりは、犬や猫のイラスト入り、角度を変えると違う絵柄が浮かぶ3Dタイプ、 詩の一節が書かれたもの、マグネットタイプなど種類が豊富です。
どうぞ店頭でお手に取って見てみてくださいね。
(しみず)
お知らせ
神保町ブックフェスティバルに出店
3年ぶりに開催される神保町ブックフェスティバルはいよいよ今週末です。
クオンの本を中心に、韓国語の原書や雑貨も販売します。
フェスティバルに合わせてチェッコリ店舗も
10月29日(土)、30日(日)の11時から19時まで営業しますので、
どうぞ合わせてお立ち寄りください。
詳しくはこちらK-BOOKフェスティバル3年ぶりに会場開催!

「K-BOOKフェスティバル2022 in JAPAN」が11月25日(金)から27日(日)まで
東京・九段下のベルサール九段で開催されます。
3年ぶりのオフライン開催で、作家のキム・エランさんと中島京子さんの対談のほか、
作家のチャン・ガンミョンさんのオンライントークや
恒例の出版社対抗イチオシ本&クイズ大会もあります。
どうぞ公式サイトをチェックしてみてください。
詳しくはこちら
店長のおすすめ
★しみず店長★おすすめの絵本
『황새 봉순이(コウノトリのポンスニ)』

日本と韓国で1970年代に環境汚染や農薬問題によって絶滅したコウノトリ。
両国では中国やロシアの協力を得ながら復活を目指した試みが続けられました。
2014年、先に人工繁殖に成功した日本から一羽のメスが韓国・慶尚南道・金海市の湿地に飛来して話題となり、ポンスニと名付けられました。
その後、ポンスニは日本と韓国を行き来し、ここ4年は島根県雲南市で卵を産みヒナをかえしています。
ポンスニこそ最近は韓国に渡っていませんが、そのヒナが成長して韓国に飛来しており、
すっかり日韓交流の象徴となったポンスニ。この絵本はそんなポンスニの物語です。
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★ジヨン店長★おすすめの長編小説
『작은 땅의 야수들(小さな土地の野獣たち)』

白凡(ペクポム)金九(キム・グ)先生の独立運動を支えていた彼の母の祖父。
幼い頃から曾祖父の話を聞いてきた韓国系アメリカ人の作家キム・ジュヘは
韓国を背景にした小説を書いた原動力はそこにあるという。
日本による植民地時代から解放以後まで、
激動の時代の中で生きていかなければならなかった人々の人生を描いた小説『小さな土地の野獣たち』。
このタイトルは小説の中の日本人将校が韓国について語る部分から取った。
生き延び続ける日々の繰り返し、その苦しいときを耐えてきた彼らの話を躍動感あふれる文体で解きほぐした闘争の記録。
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★スタッフさわだ★おすすめのエッセイ
『경양식집에서 – 피아노 조율사의 경양식집 탐방기(軽洋食屋でーピアノ調律士の軽洋食屋探訪記)』

その道28年のピアノ調律士である著者が、
ピアノの修理で全国各地を訪れながら立ち寄った「軽洋食屋」でのエピソードをつづったグルメ探訪記。
レトロな内装の店内。ナイフとフォークの間には洒落たソースがかかった薄めのカツ、と思えば横には小皿のキムチ。
飲み物にはソジュも。欧米とも日本とも違う、韓国で独自の発展を続けてきた洋食グルメの文化が新鮮で、何より美味しそう。
エッセイと写真だけでなく、漫画も織り交ぜながら紹介しています。
レトロブームで再注目されているとはいえ、次第に数が少なくなっている軽洋食屋さん。
次の韓国旅行はこの本片手に訪れてみたくなります。
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★宣伝広報担当ささき★おすすめの日本語で読めるYA小説
『普通のノウル』

17歳の少年、ノウルの物語は「普通とは何?」と問いかける。
16歳でノウルを産んだ母。姉弟にしか見えない2人に向けられる世間の人々の厳しい眼差し。
だが、母はそんな視線にも堂々と立ち向かい、我が身を嘆いたり、憐れむこともなく愛情いっぱいにノウルを育て上げる。
そんな2人の前に現れた母に思いを寄せるのはノウルの親友の兄。
ノウルとわずか10歳しか違わない青年だった。
母の幸せを願うノウルは、「もっと普通の人であれば」と思ってしまう。
「普通」ではないと見られ続けた自分自身が望む「普通」。
そこでノウル自身が見つけ出す答えとは?
爽やかでいて、ふと私たち自身にも多くの問いかけを残してくれる作品。
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ミニコラム
<86年生まれの、私はキム・ジヨンです。>
#2 白いスカートのおじいさん
加速していた電車がひときわ喧しい音を出しながら止まったせいで、 私は夢中になっていた手のひらの小さな画面から抜け出した。ガタガタ揺れていた電車が駅に到着して一群の人を吐き出し、ちょうどドアが閉まろうとしていたところだった。ちらりと視線を向けた先には少しぶかぶかの黒いハイヒールと華やかな模様の網タイツをはいた両足があった。
どこか違和感のある服装に思わず顔を上げた私の目に入ったのは、ふわりとしたお姫様風の白いレースのスカートにピンクのカーディガンを合わせ、オレンジ色のツインテールをしたおじいさんだった。
座る席を探そうとしているのか、平然とした顔で周りを見回すおじいさんの姿を見るやいなや、 吐き出しかけた息を吸って素早く目を落とした。真っ黒の携帯の液晶画面に戸惑いを隠しきれない私が映っていた。 日本に来てわずか数日後のことだった。
………。
あのときの自分を振り返ってみると、いつも私の人生を支える自転軸は私の外のどこかを浮遊しているような気がしていた。それは韓国から日本に来ようと決めた理由でもあった。 期待という言葉にくるんで自分たちの欲望をこれでもかと背負わせる大人たちや良い成績を上げて良い大学に行くことだけが人生の成功であるかのように先導する先生たち、無限の競争社会の中でライバルでしかいられない名前だけの友人や同僚たち。
時期と状況によって対象は変わったが、とにかく私の中心にあるはずの軸は他人の惑星をあちこちさまよっていて、「私」は少しずつ消えていった。 主体性のない日々をひたすら耐えている間、私の世界はますます無彩色に変わっていった。色が消えた人生に好きなこと、嫌いなこと、やりたいことやなりたいことなど「私」という存在への問いは全くなかった。私が一番無知だった領域は他でもないまさに「私」だった。
あの日、あの電車の中で、虹色の巨大で強烈な波に私は襲われた。白黒の世界が少しずつ色に染まるようだった。得体の知れない喜びが全身を包み込んで鳥肌が立った。私が人生の自転軸を失ったのは誰のせいでもない、私がそれを守れなかっただけだったと、やっと気づいた瞬間だった。
手にした黒い液晶を再び眺めた。そこに映った私の表情はなんとなくうれしそうだった。ようやく一息つけた気がした。
実際そのおじいさんがどんな思いだったのかは分からない。いや、知る必要もないかもしれない。多分それなりの理由があるだろうし、それは重要ではない。おじいさんに関心を持たない人々がぎっしり乗っていた列車の静かな空気がもたらす安定感と、ドアのそばに立って淡々と外の風景を眺めていた白いレースのスカートのおじいさんの後ろ姿。心に留めておくべきことはそれだけだと、今の私は思う。
どこか違和感のある服装に思わず顔を上げた私の目に入ったのは、ふわりとしたお姫様風の白いレースのスカートにピンクのカーディガンを合わせ、オレンジ色のツインテールをしたおじいさんだった。
座る席を探そうとしているのか、平然とした顔で周りを見回すおじいさんの姿を見るやいなや、 吐き出しかけた息を吸って素早く目を落とした。真っ黒の携帯の液晶画面に戸惑いを隠しきれない私が映っていた。 日本に来てわずか数日後のことだった。
………。
あのときの自分を振り返ってみると、いつも私の人生を支える自転軸は私の外のどこかを浮遊しているような気がしていた。それは韓国から日本に来ようと決めた理由でもあった。 期待という言葉にくるんで自分たちの欲望をこれでもかと背負わせる大人たちや良い成績を上げて良い大学に行くことだけが人生の成功であるかのように先導する先生たち、無限の競争社会の中でライバルでしかいられない名前だけの友人や同僚たち。
時期と状況によって対象は変わったが、とにかく私の中心にあるはずの軸は他人の惑星をあちこちさまよっていて、「私」は少しずつ消えていった。 主体性のない日々をひたすら耐えている間、私の世界はますます無彩色に変わっていった。色が消えた人生に好きなこと、嫌いなこと、やりたいことやなりたいことなど「私」という存在への問いは全くなかった。私が一番無知だった領域は他でもないまさに「私」だった。
あの日、あの電車の中で、虹色の巨大で強烈な波に私は襲われた。白黒の世界が少しずつ色に染まるようだった。得体の知れない喜びが全身を包み込んで鳥肌が立った。私が人生の自転軸を失ったのは誰のせいでもない、私がそれを守れなかっただけだったと、やっと気づいた瞬間だった。
手にした黒い液晶を再び眺めた。そこに映った私の表情はなんとなくうれしそうだった。ようやく一息つけた気がした。
実際そのおじいさんがどんな思いだったのかは分からない。いや、知る必要もないかもしれない。多分それなりの理由があるだろうし、それは重要ではない。おじいさんに関心を持たない人々がぎっしり乗っていた列車の静かな空気がもたらす安定感と、ドアのそばに立って淡々と外の風景を眺めていた白いレースのスカートのおじいさんの後ろ姿。心に留めておくべきことはそれだけだと、今の私は思う。
(ジヨン)
イベント情報
10月27日(木)20:00~21:00
【オンライン】『ソウル おとなの社会見学』刊行記念―教科書や旅行ガイドでは教えてくれない、一歩先行くソウルの旅

山に囲まれ真ん中に大きな川を抱く地形を意識しながら歩いたり、いろんなビルの屋上に上ってみたり。
市場や専門店街、路地裏の何気ない風景や大きな木、碑石、銅像、電柱、表札など、
あちこちに隠れているソウルの「へぇー」があなたのソウル旅をさらに豊かにしてくれるかもしれません。
本書に収められている“まちあるき要素”をさらに深めながら「おとなの社会見学」を案内していただきます。
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11月2日(水)20:00~21:00
【オンライン】「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」展で知る、作家李禹煥とは?

11月7日まで開催中の「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」展の会期もあとわずか。
この展覧会を企画した国立新美術館主任研究員の米田尚輝さんをお招きして
「もの派」として世界的に知られる李禹煥さんの作品の魅力を余すところなく語っていただきます。
すでに展覧会に行かれた方にも、まだご覧になっていない方にも楽しんでいただける内容です。
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11月5日(土)19:00~20:30
【オンライン】『世宗、ハングルで世の中を変える ハングル創製の物語』刊行記念-翻訳サークルから出版翻訳まで続いた道

『世宗、ハングルで世の中を変える ハングル創製の物語』(クオン)の刊行を記念し、
翻訳に携わった翻訳サークル「架け橋人の会」のメンバー8人と、ミレ韓国語学院代表で監訳をされた前田真彦さんにお越しいただきます。
翻訳サークルでの活動がどのような経緯で出版翻訳につながっていったのか、実際の翻訳作業で苦労した箇所、工夫したポイントなどのお話に加え、
日々の活動や共訳についてのご質問にもお答えいただきます。
どうぞ気軽に質問をお寄せください。
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11月10日(木)20:00~21:30
【オンライン】ジャーナリスト・徐台教さんが語る「尹錫悦政権半年、行く先見えぬ韓国」

2022年5月10日に就任した尹錫悦大統領。政治経験のないまま大統領となって半年が経ちましたが、
内憂外患の韓国社会をうまく引っ張っているとは言い難く、支持率も3割程度と低迷を続けています。
韓国メディアが連日報じる問題発言やスキャンダルなど細かい部分だけを見るのではなく、
尹錫悦大統領の本質的な問題はどこにあるのか、そして、野党はどう対応しているのか。
総合的に今、韓国社会を変える力がどう減っているのか。ジャーナリストの徐台教さんに解説していただきます。
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11月15日(火)20:00~21:00
【オンライン】ささきの部屋Vol.25-銀行員から出版社へ、念願の韓国語教材本を作った小山明里さんに聞く

9月にアスク出版から刊行された『1日1分! 歌で身につく韓国語』の編集者であり著者でもある小山明里さんはもともと銀行員でした。
まだ新卒2年目の小山さんは一度は地元に帰り銀行員になるものの、偶然見かけた出版社の求人を見て応募し、
夢見始めていた「韓国語教材を提供する」側に立つことになったそうです。
その行動力や企画力についてじっくりお話を伺います。
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