※定員になりました[2025年1月開講]文芸書翻訳コース五十嵐真希クラス

■文芸書翻訳コース五十嵐真希クラス(エッセイ)

韓国語と日本語は文法的に似ていることから一読して内容を把握しやすいものです。しかし、「翻訳」は韓国語和訳でも要約でもありません。原文を正しく解釈して、それを日本語でどう表現するかが重要です。詩人アン・ドヒョンのエッセイ集『アン・ドヒョンの発見』を翻訳しながら、内容の正しい把握とふさわしい表現を学びます。

◎講座の進め方(予定)
① 全員がエッセイ2編(1編700字ほど)を翻訳し、授業のある週の月曜日までに講師にメールで提出する。
② 提出してもらった訳文をすべて匿名にして、講師から全員にお戻しする。
③ 全員の訳文を読んで、講評などを考えておく。
④ 授業当日、すべての訳文について合評、解説を行う。
同じ原文でも人によって様々な訳文が生まれます。それぞれの訳文を読むことで間違いやすい点に気づいたり、新たな日本語表現を覚えたりすることができます。よりよい訳文づくりを目指していきましょう。

◎受講対象者
チェッコリ翻訳スクールや他校の翻訳講座の受講経験がある方で、ひととおりの上級文法を終え、辞書を引きながら本が読める方/定員6名(4名から開講します)

◎課題作
『안도현의 발견』안도현著

384

※1月期は176頁「기록」より始めます。
※書籍をお持ちでない方はチェッコリで受講生20%割り引きで購入可能です。開講決定後、メールで購入についてもご案内いたします。
(開講決定前の割引購入はできませんのでご了承ください)

◎オンライン受講について
・オンライン会議システムzoomを使用します。
・セキュリティ対策を講じ、開講いたします。
・PCでの受講をお勧めします。
・開講決定後、zoomに関する詳しい接続方法などはご案内し、希望者には講義開始前にzoomでの受講練習の機会を設けます。
・欠席の方も含め、全員に開講日翌日に録画URLをお送りします。欠席された際の補講として、また復習にご活用ください。

◎スケジュール

2025年1月10日(金)開講/第2、4金曜日/11:00~12:30/各回90分計6回

1月10日、1月24日、2月14日、2月28日、3月14日、3月28日

※講師の都合等により変更になる場合には、補講を行います

◎講師
五十嵐真希(いがらし まき)
MakiIgarashi
早稲田大学卒業。2006年に翻訳実務検定「TQE」に合格。法務翻訳、会計翻訳、記事翻訳、ゲーム翻訳など様々な分野の韓日翻訳に従事したのち、出版翻訳に携わる。サン・フレアアカデミーにて2014年から隔年で翻訳講座の講師を務める。
訳書にキム・ウォニョン『だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない』(小学館)、アン・ドヒョン『詩人 白石――寄る辺なく気高くさみしく』(新泉社)、イ・ジャンウク『私たち皆のチョン・グィボ』(クオン)など。共訳に『韓国・朝鮮の美を読む』『韓国・朝鮮の知を読む』『朝鮮の女性(1392-1945)—身体、言語、心性』(以上、クオン)などがあり、編集を担当した作品にソン・ジヒョン『夏にあたしたちが食べるもの』(金子博昭訳、クオン)、『チャン・ソク詩選集 ぬしはひとの道をゆくな』(戸田郁子訳、クオン)、校正を担当した作品にパク・ジュン『泣いたって変わることは何もないだろうけれど』(趙倫子訳、クオン)がある。

 

◎受講料
8,000円×6回=48,000円(税別)
※入会金なし

⇒ 受講のお申込みは コチラ から(11月21日正午以降にアクセスできます)※定員になりました

【特記事項】
・4人以上で開講します
・開講が決まり次第、追って事務局よりお振込等のご案内メールをお送りします
※必ず「チェッコリ翻訳スクール受講規約」を読んでからお申し込みください