長雨が終わった途端に、猛烈な暑さに身体が驚いています。
さて、8/8(木)のNHK「おはよう日本」でチェッコリで開催された
読書会の模様が紹介されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190808/k10012027111000.html?utm_int=news-culture_contents_list-items_003
記者の方の「日韓双方で報道されている軋轢だけではなく、普段通りの
交流はしっかり根付いていることを紹介したい」という思いから
取材となり、急な取材入りに快くOKしてくださった参加者の皆さんの
おかげで、とてもよいご紹介をしていただきました。
「文学は、時間をかけて人の気持ちが分かるようになる力があると思います」
店主きむのこの言葉にあるように、
これからも素敵な本を作り、届けていきたいと思います。
(宣伝広報担当 ささき)
◆◇ お知らせ ◇◆
【より深く学ぶ「チェッコリ大学」開講】
大学等で教鞭をとられている先生方、各分野の第一線で活躍されるみなさんによる
1つのテーマを複数回にわたってお届けするスペシャル講座「チェッコリ大学」を開講します。
先生方の専門性を活かした内容で、よりじっくり、学びを深めていただける講座です。
◎クォン・ヨンソク先生【韓国映画から学ぶ韓国現代史】
開講日:9月20日(金)、10月18日(金)、11月15日(金)
◎きむ ふな先生【韓国文学100年を学ぶ】
開講日:9月27日(金)、10月25日(金)、11月22日(金)
各回2500円(お得な3回券7000円も販売します。2つの講座のどちらにも使えます)
詳細はコチラ ⇒ http://www.chekccori.tokyo/news/daigaku
【チェッコリ翻訳スクール 10月期募集と見学会のお知らせ】
チェッコリ翻訳スクール10月期をただいま募集中です。
チェッコリ翻訳スクール一覧
韓国文学への関心が高まる今、韓国語翻訳について学んでみませんか?
その開講を前に、現在開講中の各講座で若干名の見学会も実施します。
気になる講座を一度覗いてみませんか?
http://www.chekccori.tokyo/school/kengaku
【夏季休業】
8/11(日)~15日(木)を夏季休業とさせていただきます。
8/16(金)12時から通常営業開始となります。
休業期間中はオンラインショップ「CHEKCCORI BOOKHOUSE」でお買い物は可能ですが、
発送やご連絡は16日以降となりますので、ご了承ください。
◆8月17日 (土) 18:00 – 19:30
大邱を学ぶ:第1回「文学を語る大邱と大邱の日本人」
2019年のチェッコリ「文学で旅する韓国」は大邱に向かいます。
そこで、3回にわけて大邱に関連することを学ぶ会を実施します。
その第1回は、大邱の文学者たち、大邱で活躍していた日本人の痕跡について、
大邱大学韓国語文学学科のヤン・ジノ先生から学びます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=606
◆8月20日 (火) 19:00 – 20:00
台湾、香港、韓国、、、アジアの本屋を語りたい!
出版ジャーナリストの石橋毅史さんの新刊『本屋がアジアをつなぐ ~自由を支える者たち ~』の
刊行を記念して、東アジアの本屋を訪ねて学んだあれこれを熱く語っていただきます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=605
◆8月21日 (水) 19:00 – 20:00
韓国語を活かす、ゲーム翻訳の世界をのぞいてみませんか?
出版翻訳、字幕翻訳、吹替翻訳と「翻訳」にもいろいろな種類がありますが、
「ゲーム翻訳」という世界はまだあまり知られていないことも多いかもしれません。
そこでオンラインゲーム大国・韓国で開発されたオンラインゲームを日本で展開してきた
大手ゲーム会社で翻訳を担当していらっしゃる金良美さんにお話を伺います。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=604
◆8月23日 (金) 19:00 – 20:30
伝統楽器タンソとカヤグムの演奏を楽しむ夕べ
タンソ(단소, 短簫)とは、朝鮮民族の伝統的な竹製の縦笛です。
そのタンソの演奏を始めて50年という、第一人者の李東信(リ・ドンシン)さんと、
カヤグム奏者康美純(カン・ミスン)さんの演奏をお届けします。
素敵な伝統楽器の音色を楽しみませんか。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=603
◆9月7日 (土) 18:00 – 19:00
大邱から行く慶尚北道! あんそら的「韓国地方旅」のススメ
慶尚北道は韓国で一番広い「道」。地方の旅はハードルが高そうですが、
慶尚北道は大邱から行くと意外と近く、移動も便利なのです。
大邱旅行の1日、足をのばして慶尚北道へ!
気軽に行ける韓国地方旅を『慶尚北道 週末トラベル ときめく地方旅の楽しみ方48』の
著者あんそらさんにススメていただきます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=613
◆9月18日 (水) 19:00 – 20:30
アジア文学の誘い@チェッコリー第6回『プラータナー』
日本を含めたアジアの小説を横断的に読むイベント「アジア文学の誘い@チェッコリ」の
第6弾は ウティット・ヘーマムーン著『プラータナー』を、翻訳者で気鋭のタイ文学研究者の
福冨渉さんにお越しいただき、一緒に楽しみます。
⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=614
◆◇ クオンのおすすめ ◇◆
クオンのおすすめ『どきどき僕の人生』
―――――――――――――――――――――――――――
先日来日されたキム・エランさんがトークショーの中で触れていた
『どきどき僕の人生』は、エランさんの長編第1作です
(原書:2011年刊、邦訳:2013年刊)。
主人公のアルムは17歳。両親がアルムを授かったときと同い年になった。
けれども彼の身体は、人よりも早いスピードで老いていく難病のせいで
すでに80歳・・・と聞くと、ハンカチを手放せない重いストーリーのように
想像されるかもしれませんが、そんなことはありません。
ユーモア交じりのアルムの語りを通して、人生の輝きが
(まさに“どきどき”と)感じられる作品です。
キム・エランさんはこの「早老病」という設定を通して
人の体の中を通過していく時間とその時間の受け入れ方を省察して
みたかったのだそうです。
そして、次回作でも「時間」がテーマとか。
エランさんの作品の中で脈々とテーマになっている「時間」について、
まずはこの作品を通して感じてみませんか?
『どきどき僕の人生』キム・エラン著/きむ ふな訳
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/78
原書『두근두근 내 인생』
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/201
__おしまいに__________________________
夏休みに読む本を購入されたいのか、たくさんの男性のお客様が
お越しくださる今日この頃です。私も急いで選ばなきゃ。(ささき)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━