CHEKCCORI通信 Vol.91 【クオンの新刊が続々登場。イベントもバラエティ豊富です】

  
 
10月から新スタッフ澤田今日子さんが加わりました。
 韓国に留学経験もある彼女、大いに皆さんの力にもなってくれるはずです。
 今しばらく慣れるまでに時間は必要ですが、どうぞ温かく見守ってください。
若いスタッフが入って、平均年齢下がりました。
 よかった、よかった。
(最年長店長 ささき)
  
 

◆◇ お知らせ ◇◆

 
◆「2019 K-BOOK FESTIVAL in TOKYO」ボランティア募集
11月9日(土)に東京・神保町で、話題沸騰中の話題沸騰中の韓国の翻訳小説、
 エッセイ、絵本など「韓国の本=K-BOOK」の世界の盛り上がりを体感いただける
 初めての本のお祭り「2019 K-BOOK FESTIVAL in TOKYO」を開催します。
 このイベントを一緒に盛り上げてくれるボランティアを募集しています。
 本好きの人、韓国に興味のある人、ぜひ力を貸してください。
 http://www.k-bungaku.com/2019kbf/volunteer/
  
 

◆◇ イベント告知 ◇◆

 
◆10月9日 (水) 19:00 – 20:00
 肌で感じた韓国文学―『STUDIO VOICE』「韓国文学探訪記」取材報告
2019年9月20日に発売されたカルチャー雑誌『STUDIO VOICE』
 「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術(アーツ)」で取り上げた
 「韓国文学特集」は、作家や書店主、韓国文学翻訳院院長インタビューなど
 充実の内容です。その取材を通して肌で感じてきた韓国文学について、
 取材陣に話をしていただきます。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=623
◆10月11日 (金) 19:00 – 20:00
 ポジャギに包んだ大切なものって何?――絵本『チェクポ』の温もりのありか
福音館書店の絵本『チェクポ おばあちゃんがくれたたいせつなつつみ』刊行を記念して、
 詩人でありポジャギコレクターでもある、ぱく きょんみさんにお越しいただき、お話を伺います。
 もちろんコレクションのポジャギも見せていただきます。
 ⇒ 満席になりました
◆10月16日 (水) 19:00 – 20:30
 アジア文学の誘い@チェッコリ―第7回『13・67』
アジア文学の誘い@チェッコリは、日本を含めたアジアの小説を横断的に読むイベントです。
 今回の課題本は、香港ミステリー『13・67』(陳浩基著)。市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察の
 アイデンティティを問う社会派ミステリー。今特に読んでおきたい一冊ですね。
 ゲストはミステリーなどの書評を中心に活躍するライター・書評家の杉江松恋さんです。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=626
◆10月30日 (水) 19:00 – 20:00
 日韓で活動する助監督・藤本信介さんによる「撮影現場から見た韓国映画の魅力とは?」
世界中の人々を魅了する韓国映画。そんな韓国映画を長年、現場で見てきた藤本信介さんが
 その魅力について語ってくださいます。韓国に渡って18年、
 今までに参加した数多くの素晴らしい作品を通して感じたことなど、
 韓国映画の現場の話をじっくり伺ってみましょう。
 ⇒ 満席になりました
◆11月10日 (日) 14:00 – 16:00
 <境>を越えて、歌う、踊る、響き合う女たち―作家姜信子とストリップティーズ牧瀬茜の言葉と身体
日曜日特別イベントです。
 言葉はどうやって<境>を越えるのだろう?
 身体はどうやって<境>を越える?
 いろんな<境>がくっきりと太い線になってだんだん窮屈なこの世だからこそ、
 日韓の<境>に風穴ををあけるチェッコリで、
 流れる水のような調べを奏でるナマステ楽団と共に、楽しみましょう。
 ⇒ http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=628
  
 

◆◇ クオンのおすすめ ◇◆

 
今月は新刊が続々と出ます!
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まずは先日東京・大阪・福岡で先行発売を開始した、
 チョン・ヨンジュン著『宣陵散策』(藤田麗子訳)と
 ペク・スリン著『静かな事件』(李聖和訳)が
 全国の書店に並び始めました。
 前回の翻訳コンクールの課題作として原文で読んだ方も
 少なくないと思いますが、ぜひ日本語でも作品の余韻を
 味わってみませんか。
 ◆韓国文学ショートショートシリーズ きむふなセレクション
 
チェッコリ翻訳スクール一覧
10月末には『完全版 土地』09、10巻を同時に刊行します。
 物語も第三部に突入し、09巻では三・一独立運動が起きた
 1919年から1920年が、10巻では1919年晩秋から1924年の春
 までの期間が描かれています。
 各地で独立運動が起き、階級意識は依然根強いものの出身階級
 よりも経済力や学歴が社会的な地位を左右するようになり、
 女性の権利を求める声が上がり始めるなど、社会が大きく変わり
 始めていく時代に生きる登場人物たちの物語をお楽しみください。
 翻訳は吉原育子さん(09巻)と吉川凪さん(10巻)です。
 ◆『完全版 土地』
 
チェッコリ翻訳スクール一覧
__おしまいに__________________________
文旅-大邱編ももうすぐ出発。そして「2019 K-BOOK FESTIVAL in TOKYO」も
 残り1カ月となりました。季節の変わり目に体調が一番重要課題の
 最年長です。 (ささき)
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