CHEKCCORI通信 Vol.111

【[チェッコリ大学]韓国文学100年を学ぶ】もいよいよ残り3回となりました。
7回目のテーマは、高度経済成長期の文学。1970年代の産業化と都市化がもたらした
様々な問題に対する提議や挑戦を描いた作品について学びます。
講師は、翻訳家のきむ ふなさんです。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=712

人気のチェ・ヒジュさんとオンラインでつながって一緒に作り上げる講座です。
今回は指先に触れるだけで涼しさを感じるから夏の小物「木の葉の形のコースター」を作ります。
チョガッポの一番基本的な裁縫法であるカムチジルはもちろん、葉っぱの葉脈を表す、つみれの技法を学べます。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=717

徐京植先生によるチェッコリ大学「分断に抗する芸術家たち」最終回となる第6回のテーマは、
「ある在日朝鮮人の美術遍歴―徐京植（ソキョンシク）の西洋美術巡礼より」です。
在日朝鮮人である徐京植先生が、約35年にわたって見つめてきた西洋の美術の世界は、
「見ている自分は誰か」を問う行為であったとおっしゃいます。
その行為の中に投影されてきた「朝鮮」について考える試みです。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=700

今年1月から6月までのベストセラー・トップ10をお知らせします。
7菜食主義者
２少年が来る
３黒山
４韓国映画100選
7　新型コロナウイルスと闘った韓国・大邱の医療従事者たち(紙版)
7　新型コロナウイルスを乗り越えた韓国・大邱の市民たちの記録(紙版)
7　ショウコの微笑
8　私の頭の中まで入ってきた泥棒　呉圭原詩選集
9　私たち皆のチョン・グィボ
10 私の生のアリバイ
　 サパにて

…ハン・ガンさん、強し！
なお『黒山』のブックレビューや、『私たち皆のチョン・グィボ』など
著書からいただいた特別メッセージも、CHEKCCORI BOOK HOUSEの
各書籍ページ内のリンクからアクセスできます。
この夏読みたい一冊を選ぶときに、ぜひお役立てください。

・『ひとりでゆっくり韓国語入門』チョ・ヒチョル、チョン・ソヒ著　
独学でも大丈夫。
ハングルの仕組みから基本的な文法、会話まで丁寧に解説しています。
基礎の学び直しにもピッタリの一冊です。

・『地球にステイ！』四元康祐編　
パンデミックの中で詩人たちが見たものとは？
日本、韓国をはじめ20数か国の詩人による、アンソロジー詩集。

・クオンインタビューシリーズ01『韓国の小説家たち Ⅰ』
韓国の文芸誌『Axt』に掲載されたロングインタビューから
10人分を2巻に分けて刊行します（Ⅱは今秋刊行予定）。
インタビュアーも小説家ということもあり、どんどん対話が
深まっていく、読み応えのあるインタビュー集です。

「今こそ、文学で韓国を旅しよう！」イベントでは、聞き手を務めます。
今年の夏はある意味、これまでにない夏の楽しみ方を見つけたいものです。
ぜひ一緒に韓国文学の歴史の旅、今を知る旅、そして文学でたどる韓国の旅を
楽しんでください。⇒　https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1211600.html

（宣伝広報担当　ささき）