CHEKCCORI通信 Vol.149【現役外交官が「ニューヨークで感じる韓国」をリポートします】

※このメールは、チェッコリからお送りしています。

2022.03.10

CHEKCCORI通信 Vol.149 http://www.chekccori.tokyo/


ごあいさつ

3月に入り、梅の花があちこちに咲き、ミモザの黄色い花に少し心癒されています。

チェッコリ店内の工事は終了しましたが、 今はこれまでに店内に揃えてきた5000冊あまりの本を整理中です。

まん延防止措置が延長されたことに伴い、もうしばらく店舗営業はお休みさせていただき、 来るべき再開の日には、少し成長した姿をお見せしたいと思っています。

その間、オンラインでお求めいただけるよう、さまざまな本の登録も進めています。 特にこれまであまりご案内できていなかった日本語版の本たちも充実しています。

ぜひこの機会にオンライン書店をご利用ください。
https://chekccori-bookhouse.com/
(宣伝広報担当 ささき)

お知らせ

2022年5月開講「チェッコリ翻訳スクール」受講生募集開始

チェッコリやK-BOOK振興会が開催する翻訳関連イベントに多くの参加者が集い、 翻訳者を目指す方、翻訳に関心のある方の熱気がますます高まる中、 2022年5月に開講するチェッコリ翻訳スクールの受講生募集を開始します。 今期から、人気の朴慶姫先生「実務翻訳」コースに、実践コースが新規開講します。 全11クラスで、ますます充実した内容となっています。
http://www.chekccori.tokyo/honyaku_school

国際女性デー「神保町でジェンダーを語ろう」キャンペーン開催

千代田区男女共同参画センターMIW主催の国際女性デーイベントにチェッコリも協力。 ジェンダーについて考える本のコーナーを設けます。 4月16日(土)までの予定ですので、営業が再開したらぜひ足を運んでください。 また、この企画に関連して、エッセイ、コミックなどおすすめのフェミニズム本についてまとめたしおりを作成しました。 ミモザをあしらった春らしいデザインで、オンライン書店で本をお買い上げの方にもれなく差し上げます。 限定100枚ですので、どうぞお急ぎください!

第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」課題作は名作ぞろい!

新人翻訳家の発掘を目指して開催されている翻訳コンクール。
http://k-book.org/transcompe/6thhonyaku/

課題作の一つ「화장」は、第28回李箱文学賞を受賞し、映画化もされた人気作です。 まずはそのすばらしい作品性に触れてみませんか。
https://chekccori-bookhouse.com/surl/P/15356/?t=20220208

「나의 루마니어 수업」も第44回李箱文学賞で優秀賞を受賞した作品です。
https://chekccori-bookhouse.com/surl/P/15357/?t=20220208

お得な2冊セットもあります。
https://chekccori-bookhouse.com/surl/P/15360/?t=20220222

臨時休業延長のお知らせ

まん延防止措置の延長に伴いもうしばらく休業いたします。
http://www.chekccori.tokyo/news/220209

ご不便をおかけしますが、オンライン書店をどうぞご利用ください。
https://chekccori-bookhouse.com/

イベント情報

3月19日(土)13:00~14:00
【オンライン】韓国時代劇三部作で一番面白い歴史を語る講座―第2回 時代劇「宮廷女官 チャングムの誓い」のツボを語り尽くす

康熙奉(カン・ヒボン)先生をお招きして韓国時代劇と歴史に関するお話を伺うシリーズの2回目は「宮廷女官 チャングムの誓い」についてです。 チャングムが「朝鮮王朝実録」に登場するのは1515年から1544年。 その30年の間にチャングムは歴史にどう名を残したか、彼女の人生について興味深い出来事を交えて解説していただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/28208?mc_id=839

3月22日(火)19:00~20:30
【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第4回課題作『ある夜』

4回シリーズのこちら。今回のテーマはコンクール第4回の課題作の一つ『ある夜』です。 ゲストは同書で最優秀賞を受賞した金憲子さんと審査員の清水知佐子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/30548?mc_id=847

3月25日(金)19:00~21:00
オンライン【チェッコリ大学】言語学者・野間秀樹先生から見た「K-POPと韓国ドラマの韓国語の世界」/第2回「ドラマと言語」

野間秀樹先生の手引きによって、言語と音楽や映像との巡り合いを、とりわけ韓国語という言語から照らしていく3回シリーズ。2回目は、いつの時も韓流ブームのリード役である韓国ドラマと韓国映画です。「愛してるよ」というドラマのことばは日常のことばとどう違うのか。話している人が素敵だから? そんなことから言語の世界を探求します。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/30596?mc_id=854

3月27日(日)11:00~12:00
【オンライン】現役外交官・奥奈津子リポート~ニューヨークで感じる韓国

チェッコリの常連さんで現役外交官の奥奈津子さんがニューヨークに赴任して5か月。 まだまだ慣れないアメリカ生活の中で、まるで韓国にいるかのように感じられるコリアンタウンは心の拠り所だとか。 そんな奥さんに、ニューヨークで出会った韓国関連の本や注目のブックカフェ、マンハッタンのコリアンタウン最新情報などをリポートしていただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/31259?mc_id=859

4月13日(水)19:00~20:00
【オンライン】スポーツライター大島裕史さんに聞く「オリンピックと甲子園の中の日本と韓国」

4年前の平昌オリンピックでは、スピードスケートの小平奈緒選手と李相花選手の友情がスポーツの良さを改めて感じさせてくれました。 そして、今春のセンバツ高校野球には、民族学校をルーツとする京都国際高校が、昨年の春と夏に続き出場します。 オリンピックと高校野球の歴史を紐解くと、日本と韓国の様々な関係やドラマがあります。在日とスポーツとの関係を含め、そんなエピソードの数々をご紹介いただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/31423?mc_id=860

4月16日(土)13:00~14:00
【オンライン】韓国時代劇三部作で一番面白い歴史を語る講座―第3回 3代王・太宗と神徳王后の確執について語り尽くす

太宗は朝鮮王朝の27人の国王の中で最も強力な王権を発揮した人です。その継母が神徳王后で、康熙奉先生の直系の先祖であり、先生の一族が済州島に多いのも、太宗と神徳王后の確執の末に流罪になってしまったからだそうです。韓国時代劇でよく取り上げられる太宗と神徳王后の関係を史実に基づいて語り尽くしていただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/28209?mc_id=840

4月21日(木)19:00~21:00
オンライン【チェッコリ大学】言語学者・野間秀樹先生から見た「K-POPと韓国ドラマの韓国語の世界」/第3回「TAVnet(タブネット)と言語」

TAVnetとは、光の世界に文字に書かれたことば(Text)、音で実現することば(Audio)、 そしてそれらがことばではない映像(Visual)と渾然一体となりながら、net上を駆け巡るさまを言います。 そうしたTAVnetの時代の言語とは。韓国語とは。日本語とは何なのか。 第1回と第2回の内容をさらに展開して、まとめていただきます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/30597?mc_id=855

4月26日(火)19:00~20:30
【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第5回課題作『白い船(仮)』

4回シリーズのこちら。第3回のテーマはコンクール第5回の課題作の一つ『白い船(仮)』です。 ゲストは同書で最優秀賞を受賞した東峰直子さんと審査員の清水知佐子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/30549?mc_id=848

5月24日(火)19:00~20:30
【オンライン】「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」を語る会―第5回課題作『モーメント・アーケード』

4回シリーズの最終回。今回のテーマは『モーメント・アーケード』(コンクール第5回の課題作)です。 ゲストは同書で最優秀賞を受賞した廣岡孝弥さんと審査員の古川綾子さん。 翻訳にまつわるさまざまなお話に加え、事前アンケート「私はここで悩みました」をもとに訳文を検証し、その翻訳プロセスを紐解きます。
http://www.chekccori.tokyo/mc-events/general/30550?mc_id=849

クオンのおすすめ

『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』第八回翻訳大賞二次選考対象に!

読者・選考委員が最も賞讃したいと思う翻訳作品へ贈られる「日本翻訳大賞」。 今年の二次選考対象作品に、『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』も選ばれています。 昨年10月に行った刊行記念イベント(https://youtu.be/-UO54x_WeyA)では、監訳者の姜信子さんと「一文字辞典翻訳委員会」の皆さんがこの本の翻訳の難しさ、そして楽しさを語っていました。 皆さんのお話からは、何気なく読んでいた訳文の裏にそんな苦労があったとは……と気付きを得ることも。 イベントアーカイブと本を、ぜひ合わせてお楽しみください。
http://chekccori.cafe24shop.com/surl/P/12868/?t=20220308

ただ今制作中:『韓国の「街の本屋」の生存探求』

혜화1117から刊行された<동네책방 생존탐구(街の本屋の生存探求)>の邦訳をクオンからこの春刊行します。 本屋が置かれている状況は韓国と日本でとても似ていて、本は売れないと言われつつも本屋を始める人は後を絶たず、本屋を続けるための方法を日々模索しています。 これまでチェッコリのイベントやK-BOOKフェスティバルに登場した本屋さんはもちろん、韓国各地の本屋さん、そして日本の本屋さんも登場します。 チェッコリのメルマガ読者の皆さんにこの春ぜひおすすめしたい一冊です。

おしまいに

確定申告の季節ですね。
整理もせずたまっている領収書を目の前に
韓国の「現金領収書」制度のことが頭に浮かびました。
いろいろ課題もあるかと思いますが、
日本でも導入されると3月が少し楽になりそうです。
(しみず)

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