CHEKCCORI通信 Vol.113 【クオンも新刊ラッシュです! ご予約承り中】


2020.9.7

CHEKCCORI通信 Vol.113

http://www.chekccori.tokyo/

ごあいさつ

神保町の街並みにも少し変化が見える今日この頃です。

古いビルの取り壊しもありながら、
鹹豆漿(シェントウジャン)が食べられる台湾料理屋さんやバナナジュース専門店、
ベンガル料理、蟹ラーメンといった新しい期待の星もチラホラ。
願わくば、スンデ専門店とかもできてほしい!

チェッコリへお越しの際には、ぜひ神保町グルメもチェックしてみてくださいね。

(土曜店長 ぱく)

お知らせ

【クオン&チェッコリプロデュース「今こそ、文学で韓国を旅しよう!」】

NHK文化センター京都教室主催のトークイベントです。
2回目となる9月25日(金)は、「韓国の今を知るフェミニズムと文学」をテーマに
『私たちにはことばが必要だ』の翻訳者のお一人、すんみさんに
今の韓国文学を知るキーワードである「フェミニズム」についてお話しいただきます。
オンラインということもあり、全国からもちろん参加OKです。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1211600.html

【第4回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」課題作販売中】

今までになく、在宅の時間も増えていませんか? 
ぜひその時間を有効に使って、じっくり取り組んでみましょう!
http://k-book.org/news/4thhonyaku/
課題作の購入はコチラから ⇒ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1646

【第12回K文学レビューコンクール開催中】

まだ暑いものの、季節は秋に向かっています。読書の秋を楽しみませんか。
2019年に刊行されたK文学(韓国文学)8作品(全9冊)の中から、
好きな作品(複数可)を読んでレビュー(書評)を書いて応募してください。
最優秀賞には図書券3万円相当の副賞も!
http://k-book.org/bookreview/12th/

まだ間に合うイベント情報

◆9月16日 (水) 19:00 – 21:00
【オンライン】第2期[チェッコリ大学]分断に抗する芸術家たち⑥

徐京植先生によるチェッコリ大学「分断に抗する芸術家たち」最終回となる第6回のテーマは、
「ある在日朝鮮人の美術遍歴―徐京植(ソキョンシク)の西洋美術巡礼より」です。
在日朝鮮人である徐京植先生が、約35年にわたって見つめてきた西洋の美術の世界は、
「見ている自分は誰か」を問う行為であったとおっしゃいます。
その行為の中で投影されてきた「朝鮮」について考える試みです。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=700

◆9月18日 (金) 19:00 – 21:00ト
【オンライン】第3期[チェッコリ大学]韓国文学100年を学ぶ⑧

【[チェッコリ大学]韓国文学100年を学ぶ】の8回目のテーマは「民主化運動と文学」です。
朴正煕の死により長期独裁政権が幕を下ろし、新たな軍事政権が誕生、
民主化に対する市民の意志は80年の光州(クァンジュ)民主化抗争として噴出します。
「民衆の時代」と呼ばれた80年代の文学を労働文学と一緒に考えてみます。
「光州」を描いた、林哲佑(イム・チョルウ)、ハン・ガン、キム・ヨンスなどの小説。
パク・ノヘの詩を読んでみましょう。
講師は、翻訳家のきむ ふなさんです。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=714

◆9月22日 (火) 20:00 – 21:00 【オンライン】韓国でエッセイを出しました「どこにいても、私は私らしく」

韓国でエッセイ『어디에 있든 나는 나답게(どこにいても、私は私らしく)』を出版された
韓国在住映画ライターの成川彩さん。韓国で暮らしながら気付いた日韓の文化の違い、
映画を通して見た日韓、日韓で活躍する人たちなど、この本に登場するエピソードについて、
その時々に感じたこと、考えたこと、見聞きしたことをお話ししてくださいます。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=721

◆9月24日 (木) 20:00 – 21:30
【オンライン】お前が語るな!『椿の花咲く頃』~ 韓ドラメシとOSTで“ほっこり” ~

7月に開催し、80名もの超満席となったイベント「お前が語るな!」の第2弾を開催します。
今回ももちろん、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さんと、音楽ライターの
まつもとたくおさんが、それぞれの得意分野である「食」と「音楽」から、
ドラマのマイナーな魅力に切り込んでいきます。専門家としてツウをうならせる知識と、
韓国ドラマにはまだまだ詳しくないお二人のちょっと予想外のお話は必見です。
※満席になりました

◆9月29日 (火) 20:00 – 21:30
【オンライン】じっくりどっぷり『黒山(フクサン)』読書会

翻訳者である戸田郁子さんの案内で、『黒山』に描かれた時代背景を深く探る読書会です。
またソウル在住の建築家である冨井正憲さんと共に、ゆかりの地を踏査した画像などを見ながら、
当時の人々の思いや、今に続く歴史などについて、一緒に語っていただきます。
『黒山』を読まれた方はもちろん、気にはなっていたけれどまだ読んでいないという方も
一緒に小説『黒山』の世界に、どっぷりと浸る時間を楽しみましょう。
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=722

クオンのおすすめ

多国籍アンソロジー詩集 地球にステイ!

約20カ国、56名の詩人(歌人・俳人含む)の作品が収録されたこの詩集は、
コロナは世界各地の人が当事者になったのだから、
日本や韓国だけでなく色々な国の人の作品を載せたいというサジャンニムの発案から生まれました。
当事者の作品は、それがたとえ悲しい作品でも、人を癒す力を秘めています。
即効性はありませんが、じわじわと効いてきます。 http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1852

オルレ 道をつなぐ

コロナ禍の最中でも、韓国国内から済州オルレを訪れる人が少なくないそうです。
その土地ならではの風土に触れ、人の温もりとともに歩くオルレ。
そのオルレを作ったソ・ミョンスクさんの激動の人生を綴った一冊です。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1833

韓国の小説家たち Ⅰ

韓国の文芸誌Axtの人気連載「小説家による小説家インタビュー」は
一部書籍化もされていますが、クオンの『韓国の小説家たち』は
単行本未収録のインタビューも含めた、オリジナル編集です。
一人分が2万字を超えるロングインタビュー。
心に書き留めたい言葉やじっくり反芻したい言葉もたくさん出てきます。
各作家の作品とあわせてお楽しみください。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1839

おしまいに

九州地方のみなさま、台風の被害が少ないことを願っております。

さて、店内の日本語書籍の仕入れを担当して5年ですが、今年に入ってからの刊行
ラッシュはけた違いで、棚の拡充が必要になってきました。
そして、クオンも新刊ラッシュです。絶賛、ご予約受付中です。
(宣伝広報担当 ささき)